スポーツ

巨人・小林誠司はこのまま終わってしまうのか 「今年で4年契約終了」野球人生の正念場

打撃よりも守備・リード面の貢献を期待されてきたが(巨人・小林誠司。時事通信フォト)

打撃よりも守備・リード面の貢献を期待されてきたが(巨人・小林誠司。時事通信フォト)

 かつてWBCで侍ジャパンの正捕手も務めた「世界のコバヤシ」はこのまま終わってしまうのか──。5月4日のヤクルト戦で、巨人の小林誠司捕手が今季2度目のスタメン出場を果たした。しかし、1打席目は2回2死一、二塁で力のないサードゴロ、2打席目は4回2死一、三塁でレフトフライとチャンスを潰した。

「小林が打てないのは周知の事実です。過去3シーズンで181打数21安打、打率1割1分6厘しか打てていません。この日は2回、前日2ホーマーの7番・ブリンソンが敬遠され、小林勝負でした。セ・リーグだと、8番で終わると、次の回の攻撃は9番のピッチャーから始まり、確実にワンアウトを計算できる。小林が打線を分断してしまっている。今までに何度も見た光景です」(プロ野球担当記者。以下同)

 6回の3打席目はランナーを進めるバッティングで代打・ウォーカーのタイムリーに繋げたが、同点の7回1死一、二塁のチャンスでは代打・大城卓三を送られてベンチに下がった。

「試合で打席に立つ機会がほぼないので、弱点である打力の大幅な向上は今後も考えづらい。首脳陣は6月7日で34歳になるベテランに“経験を積ませる”余裕などありません。小林の代打に出た大城が勝ち越しタイムリーを放ち、2人の差がハッキリと出てしまいました」

関連キーワード

関連記事

トピックス

妻とは2015年に結婚した国分太一
「“俺はイジる側” “キツいイジリは愛情の裏返し”という意識を感じた」テレビ局関係者が証言する国分太一の「感覚」
NEWSポストセブン
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?(時事通信フォト)
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?「エンゼルス時代のようなセットポジションからのショートアームが技術的にはベター」とメジャー中継解説者・前田幸長氏
NEWSポストセブン
24時間テレビの募金を不正に着服した日本海テレビ社員の公判が行われた
「募金額をコントロールしたかった」24時間テレビ・チャリティー募金着服男の“身勝手すぎる言い分”「上司に怒られるのも嫌で…」【第2回公判】
NEWSポストセブン
元セクシー女優・早坂ひとみ
元セクシー女優・早坂ひとみがデビュー25周年で再始動「荒れないSNSがあったから、ファンの皆さんにまた会いたいって思えました」
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一
【スタッフ証言】「DASH村で『やっとだよ』と…」収録現場で目撃した国分太一の意外な側面と、城島・松岡との微妙な関係「“みてみぬふり”をしていたのでは…」《TOKIOが即解散に至った「4年間の積み重ね」》
NEWSポストセブン
衝撃を与えた日本テレビ系列局元幹部の寄付金着服(時事通信フォト)
《24時間テレビ寄付金着服男の公判》「小遣いは月に6〜10万円」夫を庇った“妻の言い分”「発覚後、夫は一睡もできないパニックに…」
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO
《国民に愛された『TOKIO』解散》現場騒然の「山口達也ブチギレ事件」、長瀬智也「ヤラセだらけの世界」意味深投稿が示唆する“メンバーの本当の関係”
NEWSポストセブン
漫画家の小林よしのり氏
小林よしのり氏、皇位継承問題に提言「皇室存続のためにはただちに皇室典範を改正し、愛子皇太子殿下の誕生を実現しなければならない」
週刊ポスト
警視庁を出る鈴木善貴容疑者=23日午前9時54分(右・Instagramより)
「はいオワター まじオワター」「給料全滅」 フジテレビ鈴木容疑者オンカジ賭博で逮捕、SNSで1000万円超の“借金地獄”を吐露《阿鼻叫喚の“裏アカ”投稿内容》
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO(HPより)
「TOKIOを舐めるんじゃない!」電撃解散きっかけの国分太一が「どうしても許せなかった」プロとしての“プライド” ミスしたスタッフにもフォロー
NEWSポストセブン
大手芸能事務所の「研音」に移籍した宮野真守
《異例の”VIP待遇”》「マネージャー3名体制」「専用の送迎車」期待を背負い好スタート、新天地の宮野真守は“イケボ売り”から“ビジュアル推し”にシフトか
NEWSポストセブン
「最近、嬉しかったのが女性のファンの方が増えたことです」
渡邊渚さんが明かす初写真集『水平線』海外ロケの舞台裏「タイトルはこれからの未来への希望を込めてつけました」
NEWSポストセブン