【CAP】
高橋さん宛てに届いた2通目の招待状。差出人は宮内庁長官で、菊の御紋が光る

髙橋さん宛てに届いた2通目の招待状。差出人は宮内庁長官で、菊の御紋が光る(資料協力/BIPROGY)

 拝謁の後は同席したメダリスト仲間たちと再会し、しばし“プチ同窓会”を楽しんだという髙橋さん。皇宮警察の楽団による演奏が流れる中、ほかの出席者との交流にもいそしんだそう。

「皆さんに『(決勝戦を)観ました、応援しています』と笑顔で話しかけていただき、ようやく緊張がほぐれました。でも今度は、慣れない着物姿で立ちっぱなしでいたせいか、どっと疲れが押し寄せてしまい(笑い)、4時間ほどの滞在で会場を離れました。もう二度とない機会だろうから、もっといろいろ観察しておけばよかったかな」

 あれから6年、髙橋さんは競技を引退し、結婚。現在は女の子のママとして育児に奮闘中だ。ただし、バドミントンへの情熱は消えたわけではなく、故郷の奈良に小学生を対象としたスクールを開校、次世代の育成にも力を注いでいる。

「ここから金メダルをとって園遊会に招待される選手が生まれるよう、私も頑張ります」

高橋礼華

髙橋礼華(撮影/横田紋子)

【プロフィール】
髙橋礼華(たかはし・あやか)/1990年4月19日奈良県生まれ。松友美佐紀選手との「タカマツペア」で日本人初の世界ランキング1位を達成。リオデジャネイロオリンピックでは、日本バドミントン界悲願の金メダルを獲得した。2020年に引退し、バドミントン界の更なる発展のために尽力を続けている。

※女性セブン2023年5月25日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

店を出て並んで歩く小林(右)と小梅
【支払いは割り勘】小林薫、22才年下妻との仲良しディナー姿 「多く払った方が、家事休みね~」家事と育児は分担
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
岡田監督
【記事から消えた「お~ん」】阪神・岡田監督が囲み取材再開も、記者の“録音自粛”で「そらそうよ」や関西弁など各紙共通の表現が消滅
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
乱戦の東京15区補選を制した酒井菜摘候補(撮影:小川裕夫)
東京15区で注目を浴びた選挙「妨害」 果たして、公職選挙法改正で取り締まるべきなのか
NEWSポストセブン
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
成田きんさんの息子・幸男さん
【きんさん・ぎんさん】成田きんさんの息子・幸男さんは93歳 長寿の秘訣は「洒落っ気、色っ気、食いっ気です」
週刊ポスト