マルチスチームホットプレート
【3】マルチスチームホットプレート
「蒸す」「焼く」「煮る」の1台3役の多機能な調理家電「マルチスチームホットプレート」は、ミニマルなデザインながら600Wとハイパワー750Wの2つの独自発熱ユニットを搭載している。
操作はいたってシンプル。2ステップでOKだ。
スチームモードなら、前面のつまみを「蒸す」モードにしてから、スチームを噴出する時間(1?60分)をダイヤルで設定するだけ。これまでは、温野菜を作るだけでも、鍋に水を入れ、時間と火加減に目を配る必要があったが、その手間から解放される。
グリルモードであれば「焼き/煮る」のつまみに合わせ、ダイヤルの60~110℃(弱火)、140~180℃(中火)、190~240℃(強火)のいずれかに設定すればいい。
「蒸し料理はプレートに食材を入れてタイマーをセットするだけの“ほったらかし調理”が可能。750mlの給水タンクを備え、連続60分までスチームを噴出します」(松田さん・以下同)
600Wのパワーがあり、わずか5秒で190℃以上のスチームが発生するため、すばやく蒸気が食材を包み込み、旨みを含んだ水滴が循環する。栄養素も逃さない。肉や魚は余分な脂が落ち、ヘルシーさが増す。また、厚さ4mmの硬化ガラス蓋を採用し、調理途中に状態を確認しやすい点もメリットだ。
一方のグリルモードは750Wのハイパワー。付属のプレートは深さ35mmで焼き肉や炒め物はもちろん、しゃぶしゃぶやおでんなどでも活躍する。半分が平面、もう半分は余分な脂を落とし、焼き目のつく波形となっており、一度に2種類のメニューも作れる。
別売りの深さ70mmの深鍋(3599円)を使えば、複数人でテーブルを囲む鍋料理に最適。レシピの幅が広がるだろう。
そして、本体デザインも自慢のひとつ。
「金属とガラスを使用した質感の高いデザイン。素材に高級感があり、キッチンに出しっぱなしにしてもさまになります。食材や洗剤などのにおいが残る心配も少なく、コンパクトなサイズ感なので、テーブル上での使用もおすすめです」
本体やプレートは隙間や段差が少ないフラットなデザインのため、拭き掃除も簡単。プレートや深鍋は食洗機に入れられる点もうれしい。
【商品DATA】
マルチスチームホットプレート
サイズ/幅262×高さ232×奥行260mm、本体重量/3.8kg。グリルプレートとスチームラックが付く。2万5740円。【EPEIOS JAPAN】