5月下旬、浅田が足を運んだのは、バレエダンサーの熊川哲也氏(51才)が主宰するKバレエカンパニーによる公演『蝶々夫人』。長崎を舞台に、没落藩士の令嬢・蝶々とアメリカの海軍士官・ピンカートンの恋愛と悲劇を描いた名作だ。
そのピンカートン役を務めたのが、米国人バレエダンサーのジュリアン・マッケイ(24才)だった。
「アメリカ生まれで、当時外国人(ロシア人以外)最年少の11才で、ロシア・モスクワにあるボリショイ・バレエ・アカデミーに入学。のちに、イギリスのロイヤル・バレエ団に入団しました。長身でしなやかな体躯を操るバレエは優雅で、甘いマスクに引き込まれそうな力強い瞳は、一度見たら忘れられないほど。『バレエ界の貴公子』と呼ばれ、世界的に空前の人気を誇ります」(バレエ関係者)
その日の浅田は、ふわりと裾の広がるロング丈のスカートに、深いワインレッドのトップスを合わせ、帽子とイヤリングを身に付けていた。
「観劇後はウキウキの様子で会場スタッフに“また明日も来ますね!”と話していたほどでした。浅田さんもジュリアンの魅力に取りつかれたんでしょう」(目撃した人)
かつて、浅田は元フィギュアスケーターでモデルのフランス人、ロマ・トニオロ(33才)との関係が噂されたこともある。先の『A-Studio+』でも「好みのタイプはイケメン、高身長、性格が良い人」と明かしていたが、ジュリアンはまさに理想のタイプだったのだろう。
来年には東京・立川に総工費数十億円の「MAO RINK」というスケートリンクを開設する予定の浅田。恋にスケートに、この先も忙しくなりそうだ。