芸能

【離婚発表】田中美佐子と深沢邦之 明らかになった長年の「仮面夫婦」生活“事務所独立”で覚悟か

田中と深沢

直撃取材に答えた深沢

「籍を抜いたのは4月の頭です」。6月8日の夕暮れ時、雨が降り始めた都内の閑静な住宅街。築年数を感じさせる一戸建てに帰宅したTake2の深沢邦之(56才)は、本誌・女性セブン記者の問いかけに淡々と答えた。白のTシャツにデニムパンツというラフな服装。マスクで表情は見えないが、目元からは疲労感が伝わってくる。

 おしどり夫婦ともいわれた田中美佐子(63才)と深沢が、それぞれのSNSで離婚を発表したのは前日の7日のことだった。

 1995年に結婚した2人はもともとは同じ事務所に所属し、駆け出しの身の深沢は人気女優・田中の付き人だった。その後、交際に発展して結婚したが、当時の田中の年収は1億円超。対する深沢は月収が10万円にも満たなかった。2人の結婚は“収入格差100倍婚”“ペット夫”などと揶揄された。

「田中さんは35才のときに結婚願望が高まり、自分から深沢さんに『結婚しない?』とプロポーズした話は有名です。入籍会見で彼女は『(収入差は)気にしていません。夫が売れなくてもいい』と発言し、話題を呼びました」(芸能関係者)

 深沢を選んだ理由について田中は、後にこう明かした。

《あまり好きすぎると大変だから、生活を共にしてラクな人、そして私の仕事を理解してくれる人がいいと思いました》(『美ST』2020年12月号)

 格上の田中に求婚された深沢は躊躇したが、父親から「お前が“主夫”となって美佐子さんを守ってあげなさい」と後押しされたことで、結婚を決意した。

「結婚後も田中さんは女優業に邁進しました。深沢さんもテレビでレギュラー番組を持つようになったものの、妻に比べたら時間に“ゆとり”のある生活は変わりませんでした。忙しい田中さんに代わり、家事は深沢さんが担当。2002年に長女が誕生すると、幼稚園や小学校への送り迎えも深沢さんの“仕事”に加わりました」(前出・芸能関係者)

 妻が稼ぎ、夫が家を守るスタイルで2人は良好な夫婦関係を継続していくと思われた。しかし長女が成長するにつれて夫婦の歯車は狂い始めた。

「長女の高校進学を控えた2017年、田中さんは今後の学費のことを考えて仕事量を増やしました。連ドラ1本と映画3本、バラエティー番組にも数多く出演しました。多忙な妻を横目に、当時の深沢さんのレギュラー番組は『噂の!東京マガジン』(TBS系)のみ。結婚当初は“主夫”生活を受け入れた深沢さんですが、いつかは家族を支えたいという気持ちもあった。この頃から、先の見えない主夫生活に塞ぎこむようになったそうです。

 共働きの父親で保護者会に出席しているのは自分だけという“後ろめたさ”もつらかったようですよ」(深沢の知人)

関連記事

トピックス

谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン