芸能
若林豪さんインタビュー

《体重20キロ減の俳優・若林豪》本人が初めて明かす“激やせ”理由と人生の終活「台本は全部燃やしました」

1965年、26歳のとき劇団「新国劇」に入団し本格的に俳優の道に

1965年、26歳のとき劇団「新国劇」に入団し本格的に俳優の道に

 今年3月に終了した山村美紗サスペンスドラマ『赤い霊柩車』シリーズ(フジテレビ系)。1992年から30年以上続いた人気シリーズで、主役(片平なぎさ)と協力して事件を解決する渋~い狩矢(かりや)荘助警部役を演じていたのが俳優の若林豪さんだ。劇団「新国劇」で俳優人生をスタートさせ、刑事ドラマや時代劇などで活躍。正統派二枚目のダンディな俳優として、男女どちらからも高い人気を博した。83歳にして現役の若林さんに、元気の秘訣を聞いた。【前後編の前編】

「いやいや、そんな元気じゃないですよ。83歳ですから、もうすぐ死にますよ(笑)」

 インタビュー開始から現場を驚かせた若林さんだったが、本人が発言の真意を語った。

「いやまあ、そういうわけじゃないんですけど、確かに大病はしました。15年前、慢性硬膜下血腫といって、頭蓋骨の下にあって脳を覆っている硬膜と、脳の間に血液がたまる病気をやって、頭蓋骨に穴を開け、たまっている血液をそこから抜く手術を受けました。

 手術中、麻酔をしているのに、頭をガーガー、ガラガラと大工道具で穴を開けられるような感覚がありました。医者が『あ、届いた』『これでいいだろう』と話しているのが聞こえて、200ccぐらいの血を抜きました」

 心身のダメージが大きかったことは想像に難くない。2008年3月5日、当時68歳だった若林さんは舞台中に体調不良を訴えた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

近年ゲッソリと痩せていた様子がパパラッチされていたジャスティン・ビーバー(Guerin Charles/ABACA/共同通信イメージズ)
《その服どこで買ったの?》衝撃チェンジ姿のジャスティン・ビーバー(31)が“眼球バキバキTシャツ”披露でファン困惑 裁判決着の前後で「ヒゲを剃る」発言も
NEWSポストセブン
2025年10月末、秋田県内のJR線路で寝ていた子グマ。この後、轢かれてペシャンコになってしまった(住民撮影)
《線路で子グマがスヤスヤ…数時間後にペシャンコに》県民が語る熊対策で自衛隊派遣の秋田の“実情”「『命がけでとったクリ』を売る女性も」
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
文化勲章受章者を招く茶会が皇居宮殿で開催 天皇皇后両陛下は王貞治氏と野球の話題で交流、愛子さまと佳子さまは野沢雅子氏に興味津々 
女性セブン
各地でクマの被害が相次いでいる(右は2023年に秋田県でクマに襲われた男性)
「夫は体の原型がわからなくなるまで食い荒らされていた」空腹のヒグマが喰った夫、赤ん坊、雇い人…「異常に膨らんだ熊の胃から発見された内容物」
NEWSポストセブン
雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
【天皇陛下とトランプ大統領の会見の裏で…】一部の記者が大統領専用車『ビースト』と自撮り、アメリカ側激怒であわや外交問題 宮内庁と外務省の連携ミスを指摘する声も 
女性セブン
相次ぐクマ被害のために、映画ロケが中止に…(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
《BE:FIRST脱退の三山凌輝》出演予定のクマ被害テーマ「ネトフリ」作品、“現状”を鑑みて撮影延期か…復帰作が大ピンチに
NEWSポストセブン
名古屋事件
【名古屋主婦殺害】長らく“未解決”として扱われてきた事件の大きな転機となった「丸刈り刑事」の登場 針を通すような緻密な捜査でたどり着いた「ソフトテニス部の名簿」 
女性セブン
今年の6月に不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《世界ランキング急落》プロテニス・錦織圭、“下部大会”からの再出発する背景に不倫騒と選手生命の危機
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(左/時事通信フォト)
《空腹でもないのに、ただただ人を襲い続けた》“モンスターベア”は捕獲して山へ帰してもまた戻ってくる…止めどない「熊害」の恐怖「顔面の半分を潰され、片目がボロり」
NEWSポストセブン
カニエの元妻で実業家のキム・カーダシアン(EPA=時事)
《金ピカパンツで空港に到着》カニエ・ウエストの妻が「ファッションを超える」アパレルブランド設立、現地報道は「元妻の“攻めすぎ下着”に勝負を挑む可能性」を示唆
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さんの胸キュンワンシーンが話題に(共同通信社)
《真美子さんがウインク》大谷翔平が参加した優勝パレード、舞台裏でカメラマンが目撃していた「仲良し夫婦」のキュンキュンやりとり
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の発生時、現場周辺は騒然とした(共同通信)
「子どもの頃は1人だった…」「嫌いなのは母」クロスボウ家族殺害の野津英滉被告(28)が心理検査で見せた“家族への執着”、被害者の弟に漏らした「悪かった」の言葉
NEWSポストセブン