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【30年超の時を経て】“欽ちゃん番組の天然スター”斎藤清六に脚光 「75歳の再ブレイク」に期待の声

1980年代、欽ちゃん番組を中心にお茶の間の人気者となった斎藤清六

1980年代、欽ちゃん番組を中心にお茶の間の人気者となった斎藤清六

 欽ちゃん番組で一斉を風靡したあの男が、令和の時代に再びブームを巻き起こすか──? タレントの関根勤(69)が7月11日、16日に公式YouTubeチャンネルを更新し、1980年代に『欽ちゃんのどこまでやるの!』(通称『欽どこ』、テレビ朝日系)などで一世を風靡した、斉藤清六(75)のエピソードを披露した。動画によれば、清六は萩本欽一に弟子入りを志願した直後、楽屋に通されて寿司を勧められると、ウニやトロから口に入れていったという。芸能記者が関根と清六の関係を説明する。

「2人はコント55号の在籍する浅井企画に所属し、ともに欽ちゃん番組を通じて全国区の人気になりました。『欽ちゃんのどこまでやるの!』で清六さんは『村の時間』のたよりないアナウンサー役でブレイクし、関根さんは小堺一機さんとのコンビ『クロ子とグレ子』で一皮剥けました。当時は今と違い、1つの番組を作るために何時間もリハーサルをしていた。特に『欽どこ』など萩本さんの番組は稽古が厳しかったですし、出演者は“同志”のような感覚があったのでしょう。清六さんの好きなプロレスを、小堺さんや見栄晴さんたちと一緒に観に行ったこともあったそうです」

 清六は1980年代、『欽どこ』の他にも『笑っていいとも!』『オレたちひょうきん族』『クイズ・ドレミファドン!』など超人気番組のレギュラーとして大活躍。『オールスター家族対抗歌合戦』などでは特異な歌声を披露して話題となり、近藤真彦の『ギンギラギンにさりげなく』などをカバーしたLP『なんなんなんだ!?』の破壊力は一部の好事家に親しまれた。しかし、浅井企画を独立して以降、バラエティ番組では30年以上姿を見せなかった。

「清六さんの意思でバラエティに出なくなったそうです。一説には、年下にイジられることをよく思わなかったとも聞いています。別に事務所を辞めて干されたわけではない。その証拠に、ゴールデンタイムの2時間ドラマなどにはよく出ていました」(テレビ局関係者)

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