父は官房長官を務めた河村建夫氏(左)
「それが、いろいろご縁があるんですよ。私は大学に2浪して入学したんですが、当時通っていた予備校(代々木ゼミナール)の寮が豪徳寺(世田谷区内の小田急線の駅)にあって、そこに2年間住んでいたんです。寮に風呂はあったんですが、大きな風呂に入りたくて周辺の銭湯に通ったりしました。あと選挙区内ではありませんが、世田谷には松陰神社があるでしょう。私の地元・萩の吉田松陰先生とのゆかりで、お祭りによく通いました。選挙区としてみれば、世田谷は子育て世代の方が多いですから、政策的にそこを訴えていきたいですね」
今回の自民党山口県連の声明文については、意外にも前向きに受け止めているという。
「最初はただただ驚きましたけど、そもそも県連の新谷会長(新谷和彦元山口県議)には昔からお世話になってきたんです。もしかして今回も、私の知名度を上げるためにわざわざこんなことをしてくれたのかもしれませんね? だとしたら、感謝の気持ちしかありません」
■取材・文/相澤冬樹(ジャーナリスト)
