中居との関係も

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預金通帳の残高はたったの「12円」

 テレビマンとして活躍した頃のA氏は都内の一等地の高級マンションに暮らし、アパレル関係の会社や制作会社を経営していた。全盛期には年収が1億円を超えたこともあったという。

「羽振りがよかった頃は毎晩飲みに行ったり、仲よくなった人に何十万円もするブランド品をポンポンあげたり、かなり派手に遊んでいました。一方で仕事が激減した晩年は方々に借金を重ね、精神的にもかなり追い込まれていたようです。最近ツイッターにアップしていた預金通帳の残高は12円だけで実際、水道代も払えないほど経済的に困っていたようです」(前出・制作会社関係者)

 A氏が最後に頼ったのは、旧友のボビー・オロゴンだった。

「『さんまのスーパーからくりTV』で仕事を共にした関係で、『ファニエストイングリッシュ』で人気を博したボビーさんやセイン・カミュさんとは最近も連絡を取り合っていたようです。亡くなる直前まで、ボビーさんのレギュラー番組やYouTubeの番組を手伝っていました」(前出・A氏の知人)

 今年5月にYouTubeにアップされたボビーの番組には、在りし日のA氏の姿が映っている。また、A氏が最後に暮らした埼玉県のアパートはボビーの会社が所有する物件だった。ボビーにA氏について尋ねると所属事務所からこう回答があった。

「A氏とボビーとは長いおつきあいの関係であり、ボビーも大変恩義を感じていたかたでした。近年、A氏のお仕事に関する不調などを心配し、住まいを提供し、生活が困難にならないよう支援してきておりましたが、力及ばず今回のような悲しい出来事が起こってしまいました。本人より現在、お話しできることは以上でございます」

 テレビマンとして波瀾万丈の人生を送り、多くの芸能人に慕われたA氏。葬儀にはテレビ局関係者や複数の芸能人が参列し、早すぎる死を悔やんだという。

※女性セブン2023年8月10日号

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