芸能

佐藤浩市、大熱唱ライブの打ち上げで酔って頼った愛妻との2ショット 多忙を縫って「週末里親」にも取り組む

佐藤浩市が妻と2ショット

手を取り合って歩く佐藤浩市(右)と妻・A子さん

 めっきり秋めいて涼しさに包まれた10月上旬の夜、都心の大型ダイニングバーの前に、黒ずくめの人だかりができていた。その中心で、一際目を引くロマンスグレーの髪を風になびかせていたのは、佐藤浩市(62才)だった。その夜、佐藤は『恵比寿ガーデンプレイス』のオープン29周年を記念したライブのステージに立った。

「俳優としての活動が目立つ佐藤さんですが、『役者だから歌える唄』をテーマに、定期的に歌手活動を続けてきました。デビュー40周年だった2020年にはアルバムを発表しています」(芸能関係者)

 ライブには大森南朋(51才)や小澤征悦(49才)といった親交のある俳優がゲスト参加した。

「開演直後はかなり緊張していたようですが、公私で交流のあった原田芳雄さん(享年71)が歌った名曲『ブルースで死にな』などを大熱唱するうち、だんだんと緊張もほぐれたようです。大森さん、小澤さんとは3人共通の“有名人の息子あるある”で笑いを誘い、軽妙なやりとりを繰り広げていました」(観客)

 冒頭は、ライブ後の打ち上げを終えた一行の様子だ。足元がおぼつかないほど酔った様子の佐藤は、仲間たちと解散すると、妻・A子さんの手をにぎり、余韻に浸るようにゆっくりと歩き始めた。今年で結婚30年を迎えた夫婦は、いたわり、寄り添いながら、その手をしっかりとつないでいた。

 佐藤は昨年、今年と異例の2年連続でNHK大河ドラマに出演している。また、今年だけで出演映画が9本も公開されるなど、日本の映画界、ドラマ界において欠かすことのできない存在だ。その多忙な合間を縫って、前述のライブをはじめ、さまざまな活動に精力的に取り組んでいる。その1つが、2018年から行っている「週末里親」だ。

「きっかけは、A子さんが海外の恵まれない子供たちの里親支援をしていたことでした。日本で施設に暮らす子供たちのお手伝いがしたい、ということで、東京都独自の『フレンドホーム』に登録したそうです」(別の芸能関係者)

「フレンドホーム制度」は、「季節里親・週末里親制度」の1つで、乳児院や児童養護施設で生活する子供たちを夏休みや年末年始、週末など学校の休業期間に、数日間預かるといったものだ。

「息子で俳優の寛一郎さん(27才)が独立してから、夫婦だけで過ごす時間が多くなり、そのときに自分たちにできることは何か、と考えるようになったそうです」(前出・芸能関係者)

 佐藤が幅広く活動できる背景には、A子さんの支えがある。2015年公開の主演映画『愛を積むひと』の舞台挨拶で、A子さんからの手紙がサプライズで披露されたことがあった。

《「僕は一生あなたの味方です」という言葉を、今も忘れません。私の一番の味方は、浩市さんです。だから、どんな困難も乗り越えていけます。これからも、家族でいろんな形の愛を積み上げて、たくさんの笑顔につなげていきましょうね》

関連キーワード

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン