小室さんはヘルズ・キッチンのマンションから、徒歩で通勤していた
セキュリティーに関する懸念
冒頭の通り、新居は白亜の大豪邸である。土地面積は約500平方メートルと、およそテニスコート2面分。広々とした庭を抜けると、約200平方メートルの2階建ての建造物がある。1900年代前半に建てられた由緒ある物件だ。ベッドルームは3つ。さらに、風呂、トイレ、洗面台がセットになったバスルームも2つ設置されている。
「眞子さんと小室さんふたりきりでは、むしろこの豪邸は持て余します。日本から佳代さんや祖父を呼び寄せて同居することはもちろん、子供をつくる可能性も視野に入れているのでしょう。この家ならば、大人数で住むことになっても、ストレスは感じないのではないでしょうか。念願の佳代さんの渡米もいよいよ実現するでしょう」(前出・別の在米ジャーナリスト)
1階は主にリビング、ダイニングなどの共用スペース、2階はベッドルーム、仕事部屋、子供部屋などプライベート仕様になっている。
「小室さん夫婦は、それぞれ自室を持つことが容易になるでしょう。小室さんがリモートワークを行っていても、眞子さんは心置きなく過ごせるのではないでしょうか。大きなガレージもクローゼットもある。やっと私物も御仮寓所から引き揚げられることになるでしょうね」(前出・皇室ジャーナリスト)
内装も凝っている。リビングには暖炉が設けられているのだが、これはかねて、小室さんが熱望していた設備のようだ。
「小室さんはかつて“ピアノを置ける暖炉付きの家に住みたい”と語っていたそうです。眞子さんとの婚約内定会見時には『休日はピアノで好きなジャズを弾いております』と話したり、学生時代に執筆した論文の趣味欄に『ジャズピアノ演奏』と書いたりと、小室さんのジャズピアノ好きは相当なもの。紀子さまも彼のピアノの音色を褒められていましたしね。友人や関係者を集めて小室さんがジャズピアノを披露する日もそう遠くないのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
周辺環境も、ヘルズ・キッチンとは打って変わって穏やかだ。整然とした区画には、アメリカ映画の舞台を彷彿とさせる広々とした家々が立ち並び、緑豊かな並木通りが風景を彩る。
「高級住宅街だけあって、住んでいるのは医者や銀行員などの富裕層が中心です。夜間に散歩をしても安全だといわれているほど、治安のよさは保証されています」(小室さん夫婦の新居の近隣住民)
さらに、このエリアは古くから日本人にゆかりがある地域であり、豪邸からの徒歩圏内には日系のスーパーマーケットがある。
「眞子さんがヘルズ・キッチンで通っていたスーパーマーケットは、オーガニックのサラダバーやサンドイッチなどのお総菜のほかに、寿司も売っていました。日系のスーパーマーケットがあるならば、より日本食に近い、ヘルシーな食生活を望むことも可能で、彼女にとってはメリットがあるでしょう」(前出・別の在米ジャーナリスト)
小室さん夫婦にとって新居の環境は申し分ないだろう。ただし、これまでのようなコンシェルジュが駐在しているマンションに比べると、セキュリティーに関する懸念を示す向きもある。
「オートロックのマンションと土地面積の巨大な一戸建てでは、セキュリティーの強度がまったく違います。元皇族という眞子さんのお立場において、万全のセキュリティーは必須です。策は練られているのでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
前出の在米ジャーナリストは、在ニューヨーク日本国総領事館の負担が増えることを危惧する。
「現在、総領事館には“眞子さん担当”が存在し、小室さん夫婦を逐一支えているといいます。
いくら治安のよいエリアとはいえ、総領事館がふたりを“野放し”にしておくはずがない。万が一のことは、あってはならないからです。セキュリティーを確保するためにスタッフを増員し、ニューヨーク郊外に派遣することもありえます」
唯一、セキュリティー面のみ不安が残るが、それでもふたりにとっては念願の大豪邸だろう。小室さんと眞子さんは一体、この家にどのようにたどり着いたのか。新居の近隣住民は、「小室さん夫婦は賃貸で契約しているようです」と話す。
「あの家のオーナーは、中国出身のご夫婦です。数か月前に、約2億円で購入していましたよ。確かまだ3か月も経ってなかったと思うけど……。妻のAさんは法曹界で活躍しているから、小室さんと知り合いでもおかしくない。買ったばかりの大豪邸を早速貸すなんて、小室さん夫婦のことを相当かわいがっているのかもしれませんね。スポンサーと言うか、パトロンと言うか……」
眞子さんと小室さんは、まもなく新居での生活を始める。
※女性セブン2023年10月26日号