年配の女性から声をかけられるようになった
──「女性の人生を照らす」ということがご自身の決められた、大義名分だそうですね。美容本がヒットしたことで、女性ファンの反応も変わったのでは?
MEGUMI:変わりましたよ〜。街中で会う読者の女性に「本、買いました!」「美容法、やってみます!」と熱を帯びて言われると、グッときますよね。グラビアアイドル時代には考えられなかったですけど、年配の女性から声をかけられることもあります。いつも通っているおにぎり屋の店員さんに「今まで美容なんて考えたことはなかったけれど、シートパックをするようになった」と言われたり……これも想定していなかったです。
──話しかけられるということは、普段あんまり変装はしないほうですか?
MEGUMI:いや? ほぼしないですね。でも私、服装が派手なんで……(笑)。目立っているんだろうなと思います。若い頃みたいに飲み歩くこともなくなりましたから、ほとんど昼間ですけど、声をかけられたらふつうに対応しますよ。お話もするし、写真も撮ります。
──勝手に酒豪のイメージがありましたけど(笑)、酒量は減っているということですね。
MEGUMI:適度には飲みますよ。でもたくさん飲んで、酔っ払って、同じ話を何回もするって疲れちゃうじゃないですか。飲んだ翌日は頭痛がすることもあるし。たまにあってもいいんですけどね。
今は家で飲むのがいいかな。私、ホームパーティーをするのが好きなので、来年はもっとお料理を強化したいかな。今もやっていますけど、もう一歩先に行きたいので、料理教室も通いたい。ささっと素敵なメニューが作れるようになるのは理想ですよね。
前のめりに生きたい!
──来年のお話が出ましたが……MEGUMIさんといえば、年間事業計画書! 昨年のインタビュー(ドラマプロデューサーになったMEGUMIが語る“事業計画” 夢は「カンヌ」)でも年初に書くとのことでしたが、美容本も現在放送中のプロデュースドラマ『くすぶり女とすん止め女』(テレビ東京ほか)も、そちらに書かれていたことですか?
MEGUMI:ドラマに関しては『完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの』を終えた時点から、なんとなく計画はありました。本に関しては(計画書に)記述がありましたね。美容がもっと女性の手元に届きますように、とか。あとは女性ともっと近い関係になれますようにとか。
──年間事業計画書に書かれたことは、すべて達成するわけではないんですよね?
MEGUMI:その時によりますよ。以前は「全然達成しないな〜」と反省していましたけど、今は具体的な目標を決めて、そこに向かって走り続けていることが増えました。だから達成率は上がっているんです。