先述したように、有愛さんが死去するにいたった経緯について、第三者によるヒアリングが進められている。「いじめ加害」が認められた場合と、認められなかった場合の対応や、“加害者”への処分について歌劇団に問い合わせたが、「仮定のご質問にはお答えしかねます」とした。また、芹香や松風の退団、木場理事長の辞任については「そのような事実はございません」という回答だった。
目先にとらわれず、現実を重く受け止めて改善しない限り、穏やかな「節目の年」を迎えることはできないのではないだろうか。
※女性セブン2023年11月9日号