ある演劇関係者は「沢尻さんは、過去にも衝撃的な一糸まとわぬ姿のシーンがある映画で、芸能活動を復帰していました。今作も、生半可な演出ではない体当たりの演技が予想されます」と話す。
「一発勝負」
公演日程は2024年2月10日〜2月18日(東京公演)と2月22日〜2月25日(大阪公演)
2010年代前半。当時、前夫の高城剛氏との離婚トラブルなどで芸能活動を休止していた沢尻が、2012年7月に5年ぶりに主演した映画は、蜷川実花監督の『ヘルタースケルター』。初めてその肉体を晒した上で激しい絡みのシーンがあり、大きな話題となった。
「演劇は、テレビドラマや映画と違い撮り直しがきかない、毎回が一発勝負。復帰作、初めての舞台、しかも主演で挑む彼女の覚悟やプレッシャーは相当なものでしょう。ただ、沢尻さんは、10代のときから、2005年映画『パッチギ』や2006年ドラマ『タイヨウのうた』での高い演技力を評価されて、スターダムに上り詰めています。さらに成長した姿を見せてくれるかもしれません」(前出・演劇関係者)
21才での映画舞台挨拶での「別に」騒動から、結婚・離婚、事務所移籍、逮捕でのNHK大河ドラマ『麒麟がくる』降板と、トラブル続きの半生だった。しかし、過去の遊び仲間との連絡も絶ち、執行猶予期間は猛省の日々を過ごしたという。今回も「本当に自分は求められているのか。復帰できるのか」という葛藤の中で、決断した舞台出演だ。
新生・沢尻エリカ、生まれ変わった姿を、名作舞台で証明してみせる。
