10周年を前に公演延期
この報道を受けて、「KANA-BOON」公式サイトは12月8日、〈この度、KANA-BOONメンバーの小泉貴裕(Dr)のプライベートの言動に関する報道がなされており、ファンのみなさまにおかれましても多大なご心配をおかけし申し訳ございません〉と謝罪。〈事実確認と今後の処遇に関する協議に時間を要するものと判断〉したとして、47都道府県ツアー「47 SKIP STREET」のうち、12月9日の山形公演と12月10日の福島公演の開催を見合わせることを発表した。
「KANA-BOON」は、2013年9月に『盛者必衰の理、お断り』でメジャーデビュー。アニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』の16代目オープニングテーマ曲に起用された『シルエット』など、ヒット曲を連発したが、2017年、当時ベース担当だった飯田祐馬さんと元女優・清水富美加さん(千眼美子)との不倫が『週刊文春』に報じられた。飯田さんは不倫の事実を認めた上で謝罪し、活動を続けていたが、2019年6月に突然失踪。まもなく無事が報告されたが、精神的に不安定であることを理由に音楽活動を休止し、同年11月にバンドを脱退する事態となった。
もともとボーカル担当・谷口鮪が高校在学中に校内の軽音楽部で結成したバンドで、“仲良しの元同級生”という点もファンから愛される要素だった「KANA-BOON」。しかしデビューから20年を経て、いまやオリジナルメンバーは谷口だけとなった。なお、NEWSポストセブンは関係者への取材を完了しており、2人の脱退の真相を報じる予定だ。
情報提供募集
「NEWSポストセブン」では、情報・タレコミを募集しています。情報提供フォームまたは、下記の「公式ツイッター」のDMまで情報をお寄せください。