芸能

《77歳になった丸山和也弁護士》反発心で受けた『24時間テレビ』マラソンを機に今も続けるランニング、寒中水泳歴30年歴で夢見る「100歳の景色」

アクティブな77歳(写真/丸山弁護士提供)

アクティブな77歳(写真/丸山弁護士提供)

 歯に衣着せぬ“丸山節”でテレビ、政界で暴れ回っていた丸山和也弁護士(77歳)。2019年に政治家を引退し、現在はアクティブシニア活動と弁護士業の2本立てで活動しているが、次は何を目指しているのか。丸山弁護士に聞いた。【全3回の第3回。第1回から読む

 * * *
 テレビの仕事も政治も、弁護士業の役に立たないのに、なぜやったか。それは、新しい世界、広い世界を見てみたい、という好奇心が強いからです。

 私は兵庫県の新宮町(現・たつの市)という自然豊かな山間部の町で生まれ育ちましたが、「山の向こうには何があるんだろう」と、外の世界への憧れがありました。早稲田大学法学部に進学するために東京へ出てきたときは、胸がときめいてワクワクしましたね。

 大学を出た後、国家公務員上級職試験に合格して法務省の職員になり、入国管理局(現・出入国在留管理庁)で働きながら司法試験に挑戦し合格。そして、弁護士になりました。弁護士になってからももっと外の世界を見てみたくて、米国のワシントン大学ロースクールへ留学してロサンゼルスで弁護士として働いた経験もあるんですよ。

 35歳で帰国してからも、テレビに出たり政界へ飛び込んだりしたように、いつも動き回って、もっと別の世界をのぞいてみたい、挑戦してみたい、という気持ちが湧いてくるんです。例え収入が減っても、人生お金で買えないものもあるんじゃないか、と思っちゃうんです。

 選挙に出るときは、テレビ局や所属していたプロダクションに猛烈に反対されました。でも、ワイドショーで政治についてコメントをしていて、限界を感じていました。新聞やテレビを見ての感想から、さも知っているかのように、適当なコメントをしているだけでいいのか、「一度、政治の世界を実際に見てみたい」と、好奇心が湧いていたわけです。それで塩爺(故・塩川正十郎氏)から勧められたときに、「これもきっかけだ」と乗せられてバカな決断をしちゃったわけです(笑)。

関連キーワード

関連記事

トピックス

“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト
『あんぱん』“豪ちゃん”役の細田佳央太(写真提供/NHK)
『あんぱん』“豪ちゃん”役・細田佳央太が明かす河合優実への絶対的な信頼 「蘭子さんには前を向いて自分の幸せを第一にしてほしい。豪もきっとそう思ったはず」
週刊ポスト
韓国アイドルグループ・aespaのメンバー、WINTERのボディーガードが話題に(時事通信フォト)
《NYファッションショーが騒然》aespa・ウィンターの後ろにピッタリ…ボディーガードと誤解された“ハリウッド俳優風のオトコ”の「正体」
NEWSポストセブン
「第65回海外日系人大会」に出席された秋篠宮ご夫妻(2025年9月17日、撮影/小倉雄一郎)
《パールで華やかさも》紀子さま、色とデザインで秋を“演出”するワンピースをお召しに 日系人らとご交流
NEWSポストセブン
立場を利用し犯行を行なっていた(本人Xより)
【未成年アイドルにわいせつ行為】〈メンバーがみんなから愛されてて嬉しい〉芸能プロデューサー・鳥丸寛士容疑者の蛮行「“写真撮影”と偽ってホテルに呼び出し」
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(左/共同通信、右/公式サイトより※現在は削除済み)
《“やる気スイッチ”塾でわいせつ行為》「バカ息子です」母親が明かした、3浪、大学中退、27歳で婚約破棄…わいせつ塾講師(45)が味わった“大きな挫折
NEWSポストセブン
池田被告と事故現場
《飲酒運転で19歳の女性受験生が死亡》懲役12年に遺族は「短すぎる…」容疑者男性(35)は「学校で目立つ存在」「BARでマジック披露」父親が語っていた“息子の素顔”
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
NEWSポストセブン