「うらやましいわぁ」が口癖
「たかられるのは本当に大迷惑!」と語気を強めるのはD子さん(都内在住の主婦・47才)。
「私の夫はテレビ局勤務なんですけど、それを知ったママ友がことあるごとに『○○さんのサインが欲しい』『▲▲のコンサートチケットをとれないか』って。もう厚かましいったら。
しかも、何かにつけて『いいなぁ、旦那さんが高給取りだから高いバッグばっかり』とか『そのワンピース、すごく素敵。うらやましいわぁ、○○円もするのよね』なんて、わざわざ調べて人前で言うの。いらなくなったものがあったら譲ってねってそれはもうしつこくて。許せないのはうちの子供にまでたかってたこと。子供が最近使わなくなった食器類をこっそり渡してた。
私が譲るって言ったのにいつまでもくれないってウソをついたらしく、もう堪忍袋の緒が切れて、先日夫の知り合いの芸能人を呼んでホームパーティーをしたけど、わざと彼女には違う日付で招待した。当日私たちは家族旅行で留守。何度もLINEや電話がかかってきたけどすべて無視してブロックしました」
「ガールズトークは心のデトックス」
男の前で態度が急変する人や、他人の秘密を次々拡散する人」、子育てや結婚生活についてやたらとアドバイスをしてくる人など、女性セブンの取材だけでもキリがない迷惑な人に関する“女子”トーク。
『ブラックガールズトーク』では、さらに「ダブルスタンダードの女」、「責任全力回避ママ」、「お嬢様おばさま」など、周囲に混乱を巻き起こすヤバい人エピソードが満載。人気の理由にはそんな“あるある”に加え、ガールズトークを通して“困った女”が律せられるスカッと感もある。吉田さんは、「誰かに話すことで気持ちが整理される」とその効果について分析する。
「聞いてもらうだけですっきりして、話すことで頭が整理されるんだと思います。多くの人がSNSに投稿するのも、いいねをもらえば共感されたとうれしくなるから。
さらに痛快なのはドラマに次々出てくる変な人が、しっかり痛い目に遭う。『天網恢恢疎にして漏らさず』ということわざがあるように、悪いことをした人にはちゃんと罰を与えたいという気持ちがすごく強い世の中になっていると思います。やりたい放題やってる人に天罰が下ればいいってみんな思ってるから、勧善懲悪で、しかも自力で復讐するというところに共感するんでしょうね」(吉田さん)