芸能

【全文公開】近づくSMAP再始動、木村拓哉「準備OK」で中居正広も決断か 意外なキーマンは二宮和也

木村拓哉

木村拓哉にも動きが

「ゼロではない」──再結成の可能性について問われた彼はそう答え、多くのファンに5人が再び集結する日を夢見させた。いままさに“その日”への機運がかつてないほどに高まっている。古巣が再始動するこの4月以降、5人の周辺が大きく動き出す。

 熱気あふれるエンターテインメントの街、東京・六本木。その一角で慌ただしく人や物が出入りし活況を呈すあるビルには、まもなく200人近いスタッフたちが勤務し始めるという。

 新生ジャニーズとも言える「STARTO ENTERTAINMENT」(以下、スタート社)が、同ビルにて、この4月から本格的に始動する。ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題からの再出発を図る同社は、福田淳社長の舵取りの下、芸能界の悪しき慣習やしがらみにとらわれない経営を目指す。各業界からも大きな期待がかけられているなか、新体制の目玉として噂されているプロジェクトがある。

「いま一部の芸能関係者の間で、SMAPの再結成が、強い現実感をもって語られています。彼らがもう一度集結すれば話題になり、大変な熱狂を生むことになる。日本の芸能界の閉鎖性を批判し、“SMAP再結成容認派”の福田社長だけに、現実味を帯びています。

 実は、福田社長と誰より早く面談した木村拓哉さん(51才)とスタート社との契約に関して、まもなく決着がつくとされています。これこそが、SMAP再結成の可能性が絵空事ではないといわれる最大の理由なんです」(芸能関係者)

 現状、木村が籍を置く「SMILE-UP.」社に木村の契約について尋ねると、「契約に関するご質問に関しましては、お答え致しかねますので、何卒ご理解を頂けますと幸いです」と回答した。2016年末の解散から7年が過ぎたいま、5人の関係はまったく新しいものに変わりつつある──。

 木村の契約問題に触れる前に、SMAPをめぐる最新の動きを追っておこう。最近になって、複数のテレビ局幹部がスタート社に「SMAP復活」を働きかけているという。

「なかでも最も前がかりなのがフジテレビだそうです。フジのバラエティー班には稲垣吾郎さん(50才)、草なぎ剛さん(49才)、香取慎吾さん(47才)を引き連れる形で旧ジャニーズ事務所を退所した元チーフマネジャーをいまも敬愛するスタッフが多く、かつて高視聴率を誇った『SMAP×SMAP』の“一夜限りの復活”などを画策する動きがあります」(テレビ局関係者)

 フジの対抗馬とみられるのが、テレビ朝日。

「長年、フジの音楽番組のプロデューサーを務め、旧ジャニーズ事務所とも太いパイプを持つプロデューサーがテレビ朝日に電撃移籍するという話があるんです。テレ朝は東京・有明埠頭に『東京ドリームパーク』という地上11階、地下1階の複合施設を2026年に開業する予定ですが、そこには旧ジャニーズタレント専用の“ジャニーズ劇場”が常設されると報じられました。

 フジから招聘するプロデューサーはこの新事業を担当するといわれ、彼の辣腕で新劇場のこけら落としで、SMAPが登場するプランが噂されています」(前出・テレビ局関係者)

 過去、再結成の可能性がまったくなかったわけではない。「最大のチャンス」とみられていたのが、コロナ禍を経て開催された東京五輪・パラリンピックのときだ。国家的イベントの顔としてSMAPを求める声もあり、財界の大物も動いた。

《夢の実現のために怨讐(おんしゅうーうらみ)を忘れ、パラリンピックまでの期限付きでSMAPの再結成を願いたいものだ》(原文ママ)

 2019年9月、日本財団会長の笹川陽平氏(85才)が自身のブログにこう綴り、関係者を驚かせた。

「日本財団は、2021年の東京パラリンピックを支援した『日本財団パラリンピックサポートセンター』の母体で、稲垣さん、草なぎさん、香取さんの『新しい地図』は同センターのスペシャルサポーターに就任しました。政界にも強い影響力があり、SMAPの元チーフマネジャーの後ろ盾ともいえる笹川会長の異例の要請により、再結成の機運が最高潮に高まりました。

 実際、木村さんたちにも声がかけられたそうですが、このときはまだ調整がつかず、5人が勢ぞろいする夢はついえたのです」(前出・芸能関係者)

関連記事

トピックス

妻とは2015年に結婚した国分太一
「“俺はイジる側” “キツいイジリは愛情の裏返し”という意識を感じた」テレビ局関係者が証言する国分太一の「感覚」
NEWSポストセブン
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?(時事通信フォト)
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?「エンゼルス時代のようなセットポジションからのショートアームが技術的にはベター」とメジャー中継解説者・前田幸長氏
NEWSポストセブン
24時間テレビの募金を不正に着服した日本海テレビ社員の公判が行われた
「募金額をコントロールしたかった」24時間テレビ・チャリティー募金着服男の“身勝手すぎる言い分”「上司に怒られるのも嫌で…」【第2回公判】
NEWSポストセブン
元セクシー女優・早坂ひとみ
元セクシー女優・早坂ひとみがデビュー25周年で再始動「荒れないSNSがあったから、ファンの皆さんにまた会いたいって思えました」
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一
【スタッフ証言】「DASH村で『やっとだよ』と…」収録現場で目撃した国分太一の意外な側面と、城島・松岡との微妙な関係「“みてみぬふり”をしていたのでは…」《TOKIOが即解散に至った「4年間の積み重ね」》
NEWSポストセブン
衝撃を与えた日本テレビ系列局元幹部の寄付金着服(時事通信フォト)
《24時間テレビ寄付金着服男の公判》「小遣いは月に6〜10万円」夫を庇った“妻の言い分”「発覚後、夫は一睡もできないパニックに…」
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO
《国民に愛された『TOKIO』解散》現場騒然の「山口達也ブチギレ事件」、長瀬智也「ヤラセだらけの世界」意味深投稿が示唆する“メンバーの本当の関係”
NEWSポストセブン
漫画家の小林よしのり氏
小林よしのり氏、皇位継承問題に提言「皇室存続のためにはただちに皇室典範を改正し、愛子皇太子殿下の誕生を実現しなければならない」
週刊ポスト
警視庁を出る鈴木善貴容疑者=23日午前9時54分(右・Instagramより)
「はいオワター まじオワター」「給料全滅」 フジテレビ鈴木容疑者オンカジ賭博で逮捕、SNSで1000万円超の“借金地獄”を吐露《阿鼻叫喚の“裏アカ”投稿内容》
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO(HPより)
「TOKIOを舐めるんじゃない!」電撃解散きっかけの国分太一が「どうしても許せなかった」プロとしての“プライド” ミスしたスタッフにもフォロー
NEWSポストセブン
大手芸能事務所の「研音」に移籍した宮野真守
《異例の”VIP待遇”》「マネージャー3名体制」「専用の送迎車」期待を背負い好スタート、新天地の宮野真守は“イケボ売り”から“ビジュアル推し”にシフトか
NEWSポストセブン
「最近、嬉しかったのが女性のファンの方が増えたことです」
渡邊渚さんが明かす初写真集『水平線』海外ロケの舞台裏「タイトルはこれからの未来への希望を込めてつけました」
NEWSポストセブン