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【熱を帯びる取材合戦】大谷翔平“日替わりポルシェ”は選手からの苦情で撮影禁止、“大谷の質問ばかり”でピリピリムード

(時事通信フォト)

”日替わりポルシェ”には苦情も出た(時事通信フォト)

 2月29日、自身のインスタグラムで結婚することを発表したドジャースの大谷翔平(29才)。お相手については「日本人女性」とし、「明日の囲み取材で対応」すると記した。ドジャース移籍からメディアの報道が過熱しているが、電撃結婚により大谷ブームはさらに高まりそうだ。そんなブームの中で、大谷の移籍以降、現地ではさまざまな騒動が起きていた。

 韓国のスポーツ専門メディア「SPOTV」が、原則撮影禁止であるロサンゼルス・ドジャースのクラブハウスで無断撮影した動画をYouTubeに公開したところ、ドジャースから「無期限取材活動禁止」の処分を受けた。その動画には、アンダーシャツ姿で着替えている大谷の姿が映っていた。世界中から注目を集める大谷を取り巻く、前代未聞の“出禁騒動”を詳報する。【前後編の後編。前編を読む

 問題を起こした「SPOTV」は、取材活動禁止処分以降も、大谷に関する報道を繰り返している。

「ドジャースの開幕戦の対戦相手であるサンディエゴ・パドレスに所属する韓国人選手が、大谷選手らとともにMLBのポスターに登場すると、それだけで“大谷と肩を並べた”と評価。“日本が韓国に嫉妬して、2025年のドジャース開幕戦を東京に誘致しようとしている”などと報じるなど、斜に構えた取り上げ方も目立ちます」(スポーツライター)

 だが、韓国人の多くがこうした視線を向けているわけではない。むしろ、今回の盗撮騒動を受けて、SNS上では自国メディアに対する批判が相次ぎ、

《全世界のキレギ(ゴミ記者の意)のなかでも圧倒的1位は韓国のキレギだ》
《これは本当に大恥だ。選手保護のため追放せよ。開幕戦を東京に返せ》

 など、辛辣なコメントも飛び交っている。むしろ、韓国内でも大谷は絶大な人気を誇り、彼を困らせるメディアは敵視されるほどだ。

 最初に大谷が韓国で認知されたのは、2015年に開催された国際大会。韓国戦に登板した大谷は11奪三振を奪う快投を見せ、「日本にすごい投手がいる」と韓国の野球ファンを驚かせた。

「その後、メジャーでの二刀流での成功で韓国内での知名度も上がり、人気も急上昇。2023年のWBCでは敵チームながら彼のプレーや礼儀正しさに魅了され、ファンになった人も非常に多かった。昨年メジャーで2度目のMVPを獲得し、ユニコーンの異名をとったことで、その人気がさらに沸騰しています。

 また、韓国国内で実施された『もし、もう一度生まれ変わるなら?』というアンケートでは、アイドルグループ『ASTRO』のメンバーで“顔面天才”と称されるほどのイケメン、チャ・ウヌ(26才)を抑えて1位になったこともあるほどです」(韓国在住ジャーナリスト)

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