お忍びで現地を視察した際の大谷

お忍びで現地を視察した際の大谷。ジムの設備に笑顔を見せる(HPより)

役員欄にない「真美子」の名前

 さらに、デコピン社について調べていくと、もう1つの新事実が判明した。大谷と真美子さんの結婚発表から間もない今年3月、デコピン社は日本でも立ち上げられていたのだ。社名は「株式会社Decopin」。所在地は岩手県奥州市の大谷の実家になっている。つまりデコピン社はロサンゼルス、ハワイ、日本の3か所に存在するのである。

 大谷はメジャー挑戦前の2016年にも不動産管理やマネジメントを目的とした法人を設立しているが、業務をどう区別するのか。さらに、気になるのは両社の役員欄。以前からある法人の代表は大谷の母・加代子さんで、取締役には大谷本人のほか父や姉が名を連ねる。日本のデコピン社も役員は加代子さんのみで、いずれにも真美子さんの名前は見当たらない。別の広告代理店関係者はこんな不安をこぼす。

「大谷選手と同い年のプロスケーター・羽生結弦さんと105日でスピード離婚したバイオリニストの末延麻裕子さんのことが頭をよぎりました。羽生さんも自身のマネジメントや肖像権管理を行うファミリー企業を持っていましたが、役員欄には末延さんは入っていませんでした。羽生さんの場合、強すぎる“家族の結束”に末延さんがなじめなかったことも離婚の原因だという指摘もありましたよね」

 だが、前出のスポーツジャーナリストは「杞憂ですよ」と首を横に振る。

「真美子さんは韓国での開幕戦を大谷選手の両親らと一緒に観戦するなど、家族関係は至って良好です。そもそもふたりは海を越えての遠距離恋愛すらも乗り越えてきた。まったく心配ないでしょう」

 日本のデコピン社の設立の目的欄には、コンサルティング業務やマネジメント業務、不動産業務のほかに飲食業が記載されている。ふたりがこよなく愛するハワイで、料理好きな真美子さんがレストランを開業。そんな未来までもつい勝手に想像してしまうが、“大谷マネー”に群がる輩が邪魔をしないことを祈るばかりである。

※女性セブン2024年4月25日号

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