職場では研修会の運営などに当たられているという愛子さま(写真は4月、東京・八王子市。時事通信フォト)
入院を余儀なくされた山本さんは、病室ではチェロの練習ができないことから、「病と闘う人たちが歌や音楽を奏でられるように、病院に防音室を設置したい」と願ったという。
彼の思いを叶えるため、コンサートの収益は防音設備の設置のために寄付されるそうだ。ステージに集った演奏者たちは、桐朋女子高等学校、桐朋学園大学音楽科のOB・OGを中心とした、山本さんと親交のあったプロフェッショナルたち。そのなかには、Cocomiの姿もあった。
愛子さまは両陛下と招待席で鑑賞されていた。
「山本さんは“希望”という言葉をとても大切にしていたそうで、演目はそんな生前の彼の姿を思い出させる曲で構成されていました。夢半ばで亡くなってしまった同い年の親友を悼まれた愛子さまの心中は察するに余りあります」(前出・学習院関係者)
※女性セブン2024年5月23日号