芸能

福山雅治&吹石一恵、向井理&国仲涼子、高橋一生&飯豊まりえ…「共演夫婦」の公私にわたる絶妙なパワーバランス

高橋一生&飯豊まりえ

結婚した高橋一生&飯豊まりえ

 芸能界には俳優同士が共演を経て、結婚するケースも少なくない。「共演夫婦」の絶妙な関係性について、コラムニストで放送作家の山田美保子さんが綴る。

プチ炎上した彼を優しくフォローしていた笑顔が忘れられない

 2024年1月18・25日号にも書かせていただき、私がこの数年、愛してやまない若葉竜也サンに熱愛報道が(泣)。

『女性セブン』がスクープしたのは現在、ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)で共演している杉咲花サン(26才)との“自宅お泊まり”でした。

 まぁ、覚悟はしておりました……。杉咲サンと若葉サンは今回で4度目の共演。ちなみに前3作は、2020年度後期のNHK連続テレビ小説『おちょやん』、2023年2月の『杉咲花の撮休』(WOWOW)第2話の「ちいさな午後」、同年12月公開の映画『市子』です。

 なかでも『おちょやん』では初恋相手、『市子』ではプロポーズまでした恋人役、そして『アンメット〜』では「ぼくたちは婚約してました」ですから、くっついて(!)当たり前。これ、もしも杉咲サン以外の女性とのロマンスだったら私、暴れていたと思います。

 それに『アンメット〜』の番宣で、多くの媒体の取材を受けていらしたお二人のコメントを読めば、互いがどれほどリスペクトし合っているかがわかりました。

 たとえば、ともに初の医師役に挑んだお二人が血管縫合練習をした際、「こんなに難しいんだと思ってぱっと隣を見たら、若葉クンがすぐにコツをつかんで進めていたので焦りました」という杉咲サン。スタジオに籠もり切りで医療指導のお医者さまが度肝を抜いたぐらい2時間半ほど没頭していた杉咲サンに対し、「もう帰ろうよと思ってました」という若葉サン。「帰ろうよ」の行き先は同じ部屋だったということなのでしょうか。

 さらに若葉サンは杉咲サンのことを「うそのないすてきな俳優さんですし、ぼくはとても相性のいいかただと思っています」と。それも、役者同士の相性ということではなく、“人としての相性”で「ふだんの会話のリズムが合う人」とまで言っていらしたのです。そして「杉咲サンを見ていると背筋が伸びます」と何度も。な〜んだ、こんなにヒントがたくさんあったんですね。まぁとにかく“最高にお似合いのお二人”です。

杉咲花

若葉竜也&杉咲花

 電波ジャックに不慣れで「エリカ様の再来」とプチ炎上した若葉サンを『めざましテレビ』と『めざまし8』(ともにフジテレビ系)で優しくフォローしていた杉咲サンの身内っぽい笑顔も忘れられません。

 ともに演技派でリスペクトし合っていて、生まれ育ってきた環境に“芸能”があったということでは、もし結婚までいったら柄本佑サン(37才)と安藤サクラさん(38才)のようなご夫婦になると思います。

夫が主演俳優だとプライベートをしゃべるワケにはいかない

 いま、芸能界では共演を経てゴールインしたご夫婦がたくさんいらっしゃいますけれど、堺雅人サン(50才)&菅野美穂サン(46才)夫妻、賀来賢人サン(34才)&榮倉奈々サン(36才)夫妻のように主演を張る俳優同士でありながら、公私にわたって絶妙なバランスを保っているご夫婦というのは、そう多くはありませんよね。

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