芸能

【全文公開】中村七之助、梨園きってのモテ男が“実家お泊り愛”の真剣交際 お相手は京都の芸妓、直撃に「ありがとうございます」

腕を掴んだ七之助

笑顔で腕を掴んだ七之助

 梨園きってのモテ男は、結婚願望がないことで有名だった。彼も不惑を迎え、心境の変化を語り始めたが、その陰にはひとりの女性の存在が。中村七之助(41才)の実家に泊まり、歌舞伎仲間の披露宴にも同席する彼女の正体とは──。

「歌舞伎界はワンチームだが“鬼嫁”だらけ。でもそのおかげで家内繁栄、夫婦円満になっている」

 大御所の尾上菊五郎(81才)がユーモアたっぷりに祝辞を述べると、歌舞伎関係者で埋め尽くされた会場がどっと沸いた。5月29日、人間国宝・中村歌六の長男で歌舞伎俳優の中村米吉(31才)が東京・帝国ホテルで披露宴を行い、約450名の招待客が夫婦の門出を祝った。

「新婦は京都出身で“鬼嫁”とは真逆の優しそうな女性です。披露宴には片岡仁左衛門さんをはじめ、尾上菊之助さんや尾上松也さん、中村獅童さんら梨園の錚々たる顔ぶれが一堂に集まりました」(演芸担当記者)

 会場には、十八代目中村勘三郎さん亡き後、兄の中村勘九郎(42才)とともに中村屋一門を牽引する中村七之助の姿も。七之助は後輩の結婚を我がことのように喜び、顔なじみの新婦とも楽しそうに話し込んでいた。周囲の目を引いたのは、彼の隣で柔和な笑みを浮かべていた女性だ。ふたりは人目を気にせず、自然に腕を絡ませ、身を寄せ合っていた。梨園関係者が明かす。

「七之助さんがこの日連れてきていたのは、彼がいまおつきあいしているA子さんです。年の頃は30代前半。花街の京都・宮川町で抜群の人気を誇るナンバーワン芸妓で、浮世絵の美人画からそのまま出てきたような清楚なかたですよ。三味線や小唄もこなす芸達者で、歌舞伎役者の中にも彼女のファンは少なくありません」

 出会いは数年前。若いときから花街に出入りする七之助は、以前は別の芸妓と親しいとされていたが、知人の紹介で出会ったA子さんに一目惚れ。間もなく交際が始まり、互いの自宅を行き来する深い関係に発展したという。友人たちもふたりの仲を後押しし、披露宴の日もA子さんは米吉や松也に見送られ、七之助と同じタクシーに乗って会場を後にした。

「東京にいる間、A子さんは七之助さんと一緒に彼の実家に滞在し、京都に戻る前日もその家に泊まっていました。交際は家族公認。すでに結婚についても話し合っているようで、勘九郎さんはもちろんのこと、母の好江さんも彼女の人柄を大変気に入っているそうです」(前出・梨園関係者)

「はいはいはい、そうなんです」

 七之助は数多の女性と浮名を流したモテ男。過去にも複数の女性との交際が報じられたが、結婚については消極的だった。

「勘三郎さんは生前、息子たちの結婚について『早い方がいい。おれが結婚したのは25(才)だもん』と語っていました。勘九郎さんは27才のときに女優の前田愛さん(40才)と結婚しましたが、七之助さんは『結婚する気はない』と宣言。『妻も子供もまったくほしいと思わない』とまで言ってのけ、周囲もあきらめかけていたといいます」(芸能リポーター)

 その七之助が考えを改めるきっかけになったのが、A子さんとの出会いだった。控えめな性格で芸事に造詣が深く、尽くすタイプのA子さんは、七之助にとってこれ以上ない理想の女性だった。

「A子さんは、七之助さんにほかの女性の影が見えたときも『役者さんとはそういうもの』と割り切って、責め立てるようなこともなかったといいます。そういう気っ風のよさにも惹かれるところがあったのでしょう。彼はいまA子さんとの将来を真剣に考えているようです」(前出・梨園関係者)

関連記事

トピックス

2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
卓球混合団体W杯決勝・中国-日本/張本智和(ABACA PRESS/時事通信フォト)
《日中関係悪化がスポーツにも波及》中国の会場で大ブーイングを受けた卓球の張本智和選手 中国人選手に一矢報いた“鬼気迫るプレー”はなぜ実現できたのか?臨床心理士がメンタルを分析
NEWSポストセブン
数年前から表舞台に姿を現わさないことが増えた習近平・国家主席(写真/AFLO)
執拗に日本への攻撃を繰り返す中国、裏にあるのは習近平・国家主席の“焦り”か 健康不安説が指摘されるなか囁かれる「台湾有事」前倒し説
週刊ポスト
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン