米吉の披露宴会場での一幕。腕を組んで談笑するふたり
今年2月に放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、七之助は変わりつつある心境をこう明かしていた。
「40才になると結婚しようと思って結婚するんじゃなくて、そうなれば結婚する道に行くでしょう。深くは考えていませんが……」
歌舞伎の公演などで京都に行く際、七之助はA子さんの自宅に頻繁に出入りし、すでに夫婦同然の生活を送っているという。歌舞伎界きっての色男にも、ついに年貢を納めるときが──。
中村屋一門は言うまでもなく歌舞伎の名門。父は十八代目中村勘三郎で、曾祖父は六代目尾上菊五郎。寺島しのぶと五代目尾上菊之助、二代目尾上右近は再従兄弟にあたる。芸能界の交友関係も華々しく、水川あさみや松田龍平、松本潤は堀越高校時代の同級生だ。
「特に松本さんとは青春時代を共に過ごした無二の親友。いまも家族ぐるみのつきあいを続け、2012年に勘三郎さんが亡くなったときは、松本さんが中村家の“もう1人の息子”として弔問客の対応を買って出ていました。その松本さんと昨年のNHK大河ドラマ『どうする家康』で初共演を果たした際、七之助さんは『神様がここまで待ってたんじゃないかな』と感激を露わにしていたものです」(前出・芸能リポーター)
七之助と同じく松本も独身を貫くが、中村家の“身内”として親友の結婚を祝福してくれることだろう。七之助にA子さんとの交際について聞いた。
──A子さんと真剣なおつきあいをされている?
「はいはいはい。そうなんですけど、向こうのこともあるので……」
──どういったところに惹かれたのでしょうか。
「芸達者ですし、真面目なかたです」
──ご家族にもご紹介された。
「紹介というか、ちょこちょこ(家族とも)会ってるという感じ」
──結婚も考えていらっしゃる?
「いやいや(笑い)。まだそこまではあれですけど……すみません、ありがとうございます」
結婚については言葉を濁したものの、七之助はA子さんとの交際を潔く認めた。中村屋の関係者が語る。
「A子さんはすでに花嫁修業を行い、好江さんから着物や帯をプレゼントされたそうです。周囲には、近い将来、芸妓を引退して、七之助さんと一緒になると話していますよ」
待ってました! 中村屋! 大向こうからそんなかけ声が聞こえてきそうだ。
※女性セブン2024年6月20日号
