国内

都知事選出馬表明の石丸伸二氏にオバ記者が突撃!「大学時代の交際歴はない」「読んだ漫画は2万冊超」…その素顔に迫る

石丸伸二氏にオバ記者が突撃!

石丸伸二氏にオバ記者が突撃!(撮影/楠聖子)

 安芸高田市──広島県の中心部に位置する人口約2万7000人の小さなまちが、ひとりの男によって大注目された。その男の名は、石丸伸二。元・同市長だ──“イマドキの若者”らしく、SNSを駆使して議会の悪習を世に問い、わずか4年で財政を健全化させた。そんな彼が次に着目したのが都政。それを聞いて「黙っていられない」と言うのが、本誌・女性セブン最古参の名物ライター「オバ記者」こと野原広子。彼女が退庁日直前に突撃した!

 * * *
 東京から新幹線やバス、車を乗り継いで約6時間……「遠いわ~」と言いつつも期待に胸を膨らませながらやってきた広島県安芸高田市。通された市長室で、石丸さんは笑顔で待っていてくれた。

 第一印象は好青年──古株の市議に「恥を知れ! 恥を」などと声を荒らげ、問題提起をしたような人物とは思えない。まずは、議会の様子をSNSで発信した真意を聞いた。

叩かれるのは百も承知。覚悟して発信を続けた

オバ記者(以下、オ)「私は昨年の夏から1日も欠かさず、YouTubeの『広島県安芸高田市公式チャンネル』の議会中継を見続けてきました。あれって橋田壽賀子脚本のドラマ『渡る世間は鬼ばかり』みたい。市長と市議たちの激しい言葉の応酬は見始めたらクセになります(笑い)」

石丸さん(以下、石)「ありがたいことです。私としては4年前に財政危機に瀕したこのまちの市長になったときから、まずはSNSを通して注目を集め、“地方のいま”を広く知ってもらおうと決めていました。田舎の議員特有の意識や考え方を包み隠さず公表したら話題になるだろうなと」

オ「それがハマった? でも周りから叩かれたでしょう。家族や親せきは大変だったんじゃないですか?」

石「そうですね。家族には申し訳ないですが、反発があるのはわかっていました。でも、そうでもしないと田舎の衰退は止まりません。覚悟を決めて発信し続けました。怒っている風に見せて冷静に、どこがどう切り取られてバズるかなど、常に意識して発信していました」

オ「それにしても、親と同世代の市議たちを遠慮なくぶった斬る石丸さんって、どんな子だったんですか?」

石「ぼくは兄と妹の間の次男。兄はおっとりした性格ですが、ぼくは利発で成績がよかった。小賢しいというか早熟というか(笑い)。それなのに親からはあまりほめてもらえなくて、割に合わないなと……。どうしたらよいか考えた結果、“もっとがんばろう”と」

オ「ご両親はそんなに厳しい人だったの?」

石「いえいえ、典型的な田舎のおじちゃん、おばちゃんです。父はしつけに厳しかったですけど、基本的にはのんびりした夫婦。家族でテレビに出演したときも、化粧をして身なりを整えようなんて、考えも及ばない人たちですね。でもそれって市議会議員たちにも通じていて、全世界に自分の顔や発言が発信されるということがどういうことか、ピンと来ていない。自分の世界は半径2kmくらいで、その先にいる人たちが何か言っても自分たちには関係ない、と思っているような節がある。そうした閉鎖的な発想はおそらく田舎に暮らす人たちに共通するんじゃないかな。地方の衰退はその閉鎖性にこそあると思います」

関連記事

トピックス

大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《自宅でしっぽりオフシーズン》大谷翔平と真美子さんが愛する“ケータリング寿司” 世界的シェフに見出す理想の夫婦像
NEWSポストセブン
裁判所に移されたボニー(時事通信フォト)
《裁判所で不敵な笑みを浮かべて…》性的コンテンツ撮影の疑いで拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26)が“国外追放”寸前の状態に
NEWSポストセブン
山上徹也被告が法廷で語った“複雑な心境”とは
「迷惑になるので…」山上徹也被告が事件の直前「自民党と維新の議員」に期日前投票していた理由…語られた安倍元首相への“複雑な感情”【銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
アメリカの人気女優ジェナ・オルテガ(23)(時事通信フォト)
「幼い頃の自分が汚された画像が…」「勝手に広告として使われた」 米・人気女優が被害に遭った“ディープフェイク騒動”《「AIやで、きもすぎ」あいみょんも被害に苦言》
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(時事通信フォト)
《潤滑ジェルや避妊具が押収されて…》バリ島で現地警察に拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26) 撮影スタジオでは19歳の若者らも一緒だった
NEWSポストセブン
山上徹也被告が語った「安倍首相への思い」とは
「深く考えないようにしていた」山上徹也被告が「安倍元首相を支持」していた理由…法廷で語られた「政治スタンスと本音」【銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
不同意性交と住居侵入の疑いでカンボジア国籍の土木作業員、パット・トラ容疑者(24)が逮捕された(写真はサンプルです)
《クローゼットに潜んで面識ない50代女性に…》不同意性交で逮捕されたカンボジア人の同僚が語る「7人で暮らしていたけど彼だけ彼女がいなかった」【東京・あきる野】
NEWSポストセブン
TikTokをはじめとしたSNSで生まれた「横揺れダンス」が流行中(TikTokより/右の写真はサンプルです)
「『外でやるな』と怒ったらマンションでドタバタ…」“横揺れダンス”ブームに小学校教員と保護者が本音《ピチピチパンツで飛び跳ねる》
NEWSポストセブン
遠藤敬・維新国対委員長に公金還流疑惑(時事通信フォト)
公設秘書給与ピンハネ疑惑の維新・遠藤敬首相補佐官に“新たな疑惑” 秘書の実家の飲食店で「政治資金会食」、高額な上納寄附の“ご褒美”か
週刊ポスト
山本由伸選手とモデルのNiki(Instagramより)
「球場では見かけなかった…」山本由伸と“熱愛説”のモデル・Niki、バースデーの席にうつりこんだ“別のスポーツ”の存在【インスタでは圧巻の美脚を披露】
NEWSポストセブン
モンゴル訪問時の写真をご覧になる天皇皇后両陛下(写真/宮内庁提供 ) 
【祝・62才】皇后・雅子さま、幸せあふれる誕生日 ご家族と愛犬が揃った記念写真ほか、気品に満ちたお姿で振り返るバースデー 
女性セブン
村上迦楼羅容疑者(27)のルーツは地元の不良グループだった(読者提供/本人SNS)
《型落ちレクサスと中古ブランドを自慢》トクリュウ指示役・村上迦楼羅(かるら)容疑者の悪事のルーツは「改造バイクに万引き、未成年飲酒…十数人の不良グループ」
NEWSポストセブン