竹下景子と高島礼子との3ショット(三田のブログより)
石井氏「誰もお骨を渡してないんですから」
そもそも橋田氏とはピン子よりも長い付き合いの石井氏は、一連の“遺骨騒動”に呆れかえり、2023年4月発売の『週刊女性』の取材に対し、「誰もお骨を渡してないんですから。しかも食べたなんて、あれにはビックリしました……ピン子さんは“嘘つき村の村長さん”なんです」とまでコメントしている。
この騒動の後に企画されたのが橋田氏の追悼ドラマ『ひとりぼっち~』で、石井氏によれば、“渡鬼ファミリー”の多くは「何かお役に立ちたい」と出演を申し出てきたのだとか。
「そこでも、ピン子さんからは何もなかったことでキャストから外されたのです。ピン子さんはショックを受け、怒りに震えていましたね」(同)
当時はコロナ禍でもあり、テレビ局は70歳以上の芸能人の出演を控える傾向にあった。ドラマだけでなく、バラエティ番組でもスペシャルゲスト枠で座ることも多かったピン子の仕事は激減した。
「その頃出演していた高齢タレントはデヴィ夫人ぐらいでしたね。かつてはピン子さんが出ると数字がハネ上がったこともあったのですが、近年は“番組クラッシャー”として敬遠する若手スタッフが多いように感じます。打ち合わせの時点で共演者に難癖をつけたり、企画に文句を言ったりということもあるので、若いスタッフに敬遠されて当たり前ですよね。御本人はバラエティ番組にはそうとう出たがっていらっしゃって御自身で営業もされていましたがなかなか難しいと思います。ドラマも団体戦でしょうけれど、バラエティはもっと団体戦なので……」(バラエティ番組プロデューサー)
石井氏を「ふー先生」と呼び、慕っていた蜜月時代もあったのだが、5年ぶりの誕生日会にも声がかからなかったピン子。石井氏が現場やプライベートで指揮を執り続ける限り、“出番”はなさそうなのである。