「一番やりたいのは、朝のワイドショーのコメンテーター。今、コメントしている方たちは、奥歯に物が挟まったような言い方しかしない。番組を降板させられるのを恐れているのかもしれないけど、言わなさ過ぎです。例えば、きれいごとの選挙公約や被災地復興の遅れについて、なんでもっとちゃんと言わないの? って。僕は塀の中にいたからこそ語れることがあるという自信があるし、社会の弱者の親身になって発信できると思います」(羽賀)
「表舞台に立ちたい」という羽賀の夢は、インタビューの3カ月後にあっけなく終わった。後編記事では、羽賀が地元・沖縄で見せていた実業家としての一面や、知人に話していた「過去の逮捕や暴力団との関係」について詳報する。
(後編につづく)