CM中に先輩アナから容姿をいじられる上垣皓太朗アナ(めざましmediaより)

CM中に先輩アナから容姿をいじられる上垣皓太朗アナ(めざましmediaより)

育休を終えて復帰した女性アナの相談を一手に引き受ける

 そして西山アナと言えば、娘の影響で40歳から始めた水泳のシニアクラスでどんどん成績を上げ、『2023世界マスターズ水泳』に挑戦した様子にはずっとカメラが密着。『ぽかぽか』で特集が組まれるほどだった。

「社内でもタレントさんたちからも“キクちゃん”とか“キクさん”と呼ばれ、親しまれているし、オアシズの光浦靖子さんと大久保佳代子さんと学生時代から交流があることが視聴者に知られると、『だからバラエティでの勘がいいんだ』などと納得の声もあがったものです」(バラエティ番組スタッフ)

 また西山アナは、後輩の女性アナウンサーの中でも、特に“ママアナウンサー”から絶大な信頼を得ていることでも知られている。

「産休、育休を終えて復帰した女性アナウンサーの相談を一手に引き受けているのが西山アナなのです。以前は、武田祐子アナや佐々木恭子アナ、中村仁美アナ(当時)らと共に『ママアナテレビ』という番組を進行していて、ママアナウンサーならではの情報を西山アナが中心となって発信していました。

その後も現役アナウンサーだけでなく、退社したママアナウンサーとランチをする様子などをSNSにアップしていました。フジテレビは他局に比べると、“教育係”的なベテラン女性アナウンサーが極端に少ないのですが、西山アナはキャラクター的に“教育”というよりは“相談係”と言えるでしょう。その意味でもフジテレビのアナウンス室にはなくてはならない存在なのです」(情報番組プロデューサー)

 今回の炎上は西山アナの仕事に影響を及ぼすのだろうか。

「既に10月の改編を終えていますが、平日の『めざましテレビ』より数字が低い『めざましどようび』のテコ入れする可能性はあるでしょう。来年の1月や4月がそのタイミングです。並びの番組で注目されているのはテレビ朝日の『グッド!モーニング』です。平日だけでなく土日もアナウンサーばかりで切り盛りして好調ですからフジテレビとしても気になる存在でしょう。

どんな番組も同じですが、情報番組も予算がカツカツなのでセント・フォース所属の阿部華也子の今後は何とも言えません。それを機に西山アナも勇退するのではないぁと言われています。“きょうのわんこ”のナレーションだけは続くでしょうが」(同)

 局内外で知名度抜群で信頼も厚かった西山喜久恵アナ、55歳。他局では西山アナの翌年の1993年に入社したテレビ朝日の大下容子アナウンサーが『大下容子ワイド!スクランブル』なる帯の冠番組を担当。日本テレビには1980年入社の井田由美アナがレジェンドとして今もアナウンス部に在籍しているし、1996年入社の森富美アナはニュースやナレーションの達人として活躍している。

「現在、TBSでは1997年入社の小倉弘子アナや1998年入社の外山惠理アナがいますが、ラジオと兼営局のため、外山アナのようにラジオで大人気の女性アナウンサーもいます。そうした方たちに比べると、情報バラエティで育ってきた西山アナは、この先どんな活躍をするのでしょうか。これまでフジテレビにはそうした人がいなかったので、後輩女性アナウンサーは特に西山アナの行く末を心配していますね」(女子アナウォッチャー)

 果たして、どうなるか……

関連キーワード

関連記事

トピックス

警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
高市早苗総理の”台湾有事発言”をめぐり、日中関係が冷え込んでいる(時事通信フォト)
【中国人観光客減少への本音】「高市さんはもう少し言い方を考えて」vs.「正直このまま来なくていい」消えた訪日客に浅草の人々が賛否、着物レンタル業者は“売上2〜3割減”見込みも
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン