芸能

【入浴中に不慮の事故】中山美穂さん、行きつけの焼肉店での”素の表情” 「いつも元気で素敵なまとめ役」だった 母と再婚した義父とも良好な関係

1988年、『You're My Only Shinin' Star』で「第30回日本レコード大賞」金賞を受賞した中山美穂

1988年、『You’re My Only Shinin’ Star』で「第30回日本レコード大賞」金賞を受賞した中山美穂

 突然の別れだった。12月6日、歌手の中山美穂さん(享年54)が自宅の浴室で亡くなっているのが見つかった。検死の結果、事件性はなく、不慮の事故と発表された。

 中山さんは1985年、『毎度おさわがせします』(TBS系)で女優デビュー。『ただ泣きたくなるの』『遠い街のどこかで…』などのヒット曲を連発し、アイドル、歌手、女優として輝きを放った。

 2002年にミュージシャンで作家の辻仁成(65)との電撃婚で世を驚かせたが、中山さんがプライベートについて発信することは少なく、謎めいていたところも魅力だった。

 そんな彼女が素の表情を見せた数少ない場所のひとつが、東京・笹塚の焼肉店「にくる」だ。伊藤信太郎店長が語る。

「美穂さんは妹でタレントの忍さん(51)やバンドのメンバーらと一緒に月に1度はお店の個室に来てくれていました。定位置に座ってホルモンやレバーを召し上がり、ワインがお好みで、シメは必ず『すだち冷麺』。いつも元気で素敵なまとめ役という感じでした」

 中山さんは幼い頃に両親が離婚したが、母と再婚した義父とも良好な関係を築いた。義父は故郷の秋田でレストラン「バル・パサポルテ」を経営。同店は2011年に事業継承された。店の関係者が語る。

「美穂さんが来店された際に『若い人が頑張っているんだったら、お店を引き継がせていいんじゃない?』と前オーナー(=義父)に提案されたそうです。それを聞いた今のオーナーはとても喜んでいましたし、励みになっているようです」

 人の目の届かないところで朗らかに楽しみ、人に尽くしていた中山さん。今も遠い街のどこかに、彼女がいてくれたなら。

※週刊ポスト2024年12月27日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン
国民民主党から参院選比例代表に立候補することに関して記者会見する山尾志桜里元衆院議員。自身の疑惑などについても釈明した(時事通信フォト)
《国民民主党の支持率急落》山尾志桜里氏の公認取り消し騒動で露呈した玉木雄一郎代表の「キョロ充」ぷり 公認候補には「汚物まみれの4人衆」との酷評も出る
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
「松井監督」が意外なほど早く実現する可能性が浮上
【長嶋茂雄さんとの約束が果たされる日】「巨人・松井秀喜監督」早期実現の可能性 渡邉恒雄氏逝去、背番号55が空席…整いつつある状況
週刊ポスト
発見場所となったのはJR大宮駅から2.5キロほど離れた場所に位置するマンション
「短髪の歌舞伎役者みたいな爽やかなイケメンで、優しくて…」知人が証言した頭蓋骨殺人・齋藤純容疑者の“意外な素顔”と一家を襲った“悲劇”《さいたま市》
NEWSポストセブン
6月15日のオリックス対巨人戦で始球式に登板した福森さん(撮影/加藤慶)
「病状は9回2アウトで後がないけど、最後に勝てばいい…」希少がんと戦う甲子園スターを絶望の底から救った「大阪桐蔭からの学び」《オリックス・森がお立ち台で涙》
NEWSポストセブン
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン