スポーツ

「溜席の着物美人」が相撲の観戦マナーを語る ブーム到来で「土俵溜まりで応援タオル」問題などが発生も…「守られないことが多いルールとは」

ブーム到来で満員札止めが続く両国国技館

ブーム到来で満員札止めが続く両国国技館

 横綱・照ノ富士が休場から引退に追い込まれ、上位陣が次々と星を落とす波乱の初場所。土俵周りでは溜席での著名人の観戦が次々と話題となっている。著名人に限らずNHKの大相撲中継に映り込む向正面の溜席で観戦したいという相撲ファンも増え、初観戦が向正面の溜席という人もいるのだという。そうしたブームにより、新たな問題が起きている。

 これまでは中入りや審判の交代時に館内放送で「土俵溜まりでご観覧のお客様にお願いします。土俵溜まりでの飲食やカメラの撮影は禁止されています」と流れていたのが、最近になって「土俵溜まりでは応援タオルや横断幕を掲げての応援はお控えください。また携帯電話の使用は一切できませんのでご了承ください」に変更されている。協会関係者が言う。

「土俵にいちばん近い客席は基本的に溜席と呼ばれ、常連や本場所競技に立ち会う維持員の席となっている。相撲通が座っているため、黙っていてもマナーやルールを理解していた。ところが、相撲人気が高まると観戦が初めてという人が多くなり、マナー違反が問題になることが多い。

 最近多いのが売店で販売されている応援タオルを掲げるケースです。仕切り中の早い段階から掲げていると隣の常連が注意したりするが、中には仕切り中は何もせず、取組が始まるといきなり掲げるというずる賢いやり方も少なくない。NHKは生中継なので止める間もなく全国のお茶の間に流れてしまう」

関連キーワード

関連記事

トピックス

炊き出しボランティアのほとんどは、真面目な運営なのだが……(写真提供/イメージマート)
「昔はやんちゃだった」グループによる炊き出しボランティアに紛れ込む”不届きな輩たち” 一部で強引な資金調達を行う者や貧困ビジネスに誘うリクルーターも
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
藤浪晋太郎(左)に目をつけたのはDeNAの南場智子球団オーナー(時事通信フォト)
《藤浪晋太郎の“復活計画”が進行中》獲得決めたDeNAの南場智子球団オーナーの“勝算” DeNAのトレーニング施設『DOCK』で「科学的に再生させる方針」
週刊ポスト
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
「漫才&コント 二刀流No.1決定戦」と題したお笑い賞レース『ダブルインパクト』(番組公式HPより)
夏のお笑い賞レースがついに開催!漫才・コントの二刀流『ダブルインパクト』への期待と不安、“漫才とコントの境界線問題”は?
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン
韓国・李在明大統領の黒い交際疑惑(時事通信フォト)
「市長の執務室で机に土足の足を乗せてふんぞり返る男性と…」韓国・李在明大統領“マフィアと交際”疑惑のツーショットが拡散 蜜月を示す複数の情報も
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン