芸能

《働きづめだった浜田雅功》限界だと見かねた周囲からの“強制”で休養決断か「松本人志が活動再開したときに、フル回転で働きたいからこそ」いましかないタイミング

体調不良を理由に休養することになったダウンタウンの浜田雅功

体調不良を理由に休養することになったダウンタウンの浜田雅功

「松ちゃんだけでなく、浜ちゃんまで……。テレビ業界に動揺が広がっています」と話すのはテレビ局関係者。3月10日、ダウンタウンの浜田雅功(61才)が体調不良を理由に休養に入ることが発表された。

《浜田は昨年末ごろから体の不調を覚えるようになり、医療機関を受診した結果、医師より、当面の間、静養することが望ましいとの助言を受け、(中略)休養を取らせていただくことになりました》

 浜田の所属事務所は公式サイトで、不調が数か月前から始まっていたことを明かした。相方の松本人志(61才)が活動休止状態となっている中、孤軍奮闘してきた浜田までもが表舞台から一時、距離を置くことになった。

 浜田は現在、テレビのレギュラー番組を個人で5本、コンビで3本抱えている。

「帯番組のMCであれば、“1週間夏休み”といったまとまった休みを取ることは可能です。でも、浜田さんの場合テレビ各局でレギュラーがあり、しかも関西ローカルのレギュラー番組も持っているので、休養までの多方面への調整に一苦労あったようです」(前出・テレビ局関係者)

 1982年にコンビを結成し、1987年に『4時ですよーだ』(毎日放送)でレギュラーコーナーを任されて以降、視聴者に笑いを届けてきたダウンタウン。しかし、この1年強は“非常事態”が続いていた。

「松本さんが不在になった後、浜田さんは“おれが頑張るしかない”という思いで、コンビの冠番組をひとりで継続し、ダウンタウンの屋号を守ってきました。ただ、生来の仕事好きで休みを取らず、手を抜くこともない浜田さんには、相当な負担とストレスがかかっていたんです」(芸能関係者)

 浜田は2023年末にも、体調不良を訴え、深夜に病院を訪れたと報じられた。

「そのときも過労が原因でした。医者からは“一刻も早く休みを取った方がいい”という指摘もあり、その際に休養を検討したものの、直後に松本さんが活動休止。当然、休んでいる場合ではなくなりました」(前出・芸能関係者)

 浜田が長年、テレビ画面に映し出され続けた理由は、浜田に唯一無二の武器があったから。

「バラエティーでMCを務める機会が多い浜田さんは、その力を“素人”相手にも発揮できます。芸能界にMC業の人はたくさんいますが、ほとんどは俳優やタレントなど、普段からしゃべり慣れているプロ相手。それに対して、浜田さんは『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に代表されるように、決して話し上手ではないアスリートなどを相手にしても、うまく場を回してそれぞれの個性や魅力を引き出し、その上で視聴者に笑いを届けます。そんな芸当ができるのは浜田さん以外にいません。

 実は、おもしろさを引き出すために、出演予定のアスリートと食事に行くなどして、相手を深く知ることに時間と労力を割いていました。しかもほとんど自腹だったそうですよ。その負担たるや、普通の事前打ち合わせの比ではありません。並のタレントではできないことです」(別の芸能関係者)

 綿密な下準備に裏打ちされた実力と責任感で走り続けた浜田だが、疲労が一線を越えてしまったようだ。

「浜田さん自身は、求められるからには仕事をしたいという思いが強い。でも、今回の休養は、もう限界だと見かねた周囲からの“強制的”なものだったようです」(前出・芸能関係者)

 それを物語るように、妻の小川菜摘(62才)はSNSで、《今回、休養を取ることができるのは、私も息子達もとても安心しております》と思いを明かした。逆に言えば、浜田にとって今回の休養は「いましかない」というタイミングでもあった。

「4月中旬に大阪・関西万博が開幕します。ダウンタウンはそのアンバサダーを務めているので、閉幕する秋口まではフルスロットルで臨まねばなりませんから、休養している場合じゃないんです」(前出・芸能関係者)

 そして、松本の復帰だ。

「松本さんとの『ダウンタウンチャンネル(仮)』という独自のプラットフォームも着実に進行しているそうです。むしろ、松本さんが芸能活動を再開したときに、フル回転で働きたいからこそ、浜田さんは休養を取ることを受け入れた側面もある。2人そろって休めるのはこのタイミングしかなかったわけです」(前出・芸能関係者)

 浜田が松本や共演者たちを“どつき回す”光景は、そう遠くない日にまた見られそうだ。

女性セブン2025327日・43日号

関連記事

トピックス

初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
「ウチも性格上ぱぁ~っと言いたいタイプ」俳優・新井浩文が激ヤセ乗り越えて“1日限定”の舞台復帰を選んだ背景
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン