芸能

フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか“の事態に現場はショック

2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)

2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)

 元タレント中居正広氏と女性とのトラブルに端を発したフジテレビの一連の問題。それが、いま開催中の大阪・関西万博でのイベントにも影響を及ぼしていることがNEWSポストセブンの取材でわかった。

 5月18日、大阪・関西万博EXPOアリーナ「Matsuri」で開催予定だった『ぽかぽかプレゼンツ!SHOW-WA&MATSURIスペシャルライブ』が中止になったという。『ぽかぽか』はお笑いコンビ・ハライチと神田愛花がMCを務める平日お昼の生バラエティ番組。『SHOW-WA』と『MATSURI』は「昭和歌謡・昭和ポップスを現代に」というコンセプトで活躍する、それぞれ6人組の人気アイドルグループだ。フジテレビ関係者が語る。

「すでに番組スタッフにも中止が周知され、現場は意気消沈しています。『ぽかぽか』では、両グループの万博出演が決定した昨年12月から『愛花を万博に連れてって』というミニコーナーを毎日のように放送していて、番組で盛り上げていた。メンバーが出演し、ファンが観覧できる生歌唱イベントも連日のように行なっていたほど気合いの入れていた企画だけに、ショックも大きい」

大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は今年1月、フジテレビの一連の問題を受けて、同局へのCM出稿を見合わせていた。

 また、フジテレビにとって大阪・関西万博のイベント中止は今回が初めてのことではない。4月8日、フジテレビは6月29日にEXPOホールで開催予定だった「フジテレビ主催 めざましクラシックス コンサート」の中止を発表している。中止の理由については、「弊社を取り巻く諸般の事情を総合的に勘案した結果、誠に勝手ながら開催を中止させていただくことにいたしました」と、主催者であるフジテレビ側からの見送りだったと説明している。

 スペシャルライブは抽選制で、3月18日から当選者へ通知も行なわれている。SNSにはこのイベントのために大阪遠征するファンの書き込みも見受けられる。前出・関係者によると、「当選者は3000人ほど。当選者への連絡や補償の検討なども今後話し合いが持たれる予定だ」といい、「番組内で出演者がスペシャルライブ中止の報告をする予定」と、現在、中止に伴う対応に追われているようだ。

 フジテレビに事実関係を問い合わせたところ、中止は「事実です」とし、「当選者への対応に関しては、現在、検討中です。対応が決まり次第、番組内および番組ホームページ等で発表させて頂きます」(いずれも企画広報部)と回答があった。

 SHOW-WAは昨年春、「ぽかぽか」の番組内のイベントで「ファン1000人を集められるか?」企画にチャレンジし、倍以上の2156人ものファンを集めたことが話題に。この4月には2ndシングル『外せないピンキーリング』もリリースした。MATSURIも1月にシングル『アヴァンチュール中目黒』でデビュー。オリコン週間ランキングやBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャートで1位を獲得するなど、両グループとも快進撃を続けている。

 こうなったら、さらに大きなステージでの活躍に期待したい。

関連記事

トピックス

麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
「同棲していたのは小柄な彼女」大麻所持容疑の清水尋也容疑者“家賃15万円自宅アパート”緊迫のガサ当日「『ブーッ!』早朝、大きなクラクションが鳴った」《大家が証言》
NEWSポストセブン
当時の水原とのスタバでの交流について語ったボウヤー
「大谷翔平の名前で日本酒を売りたいんだ、どうかな」26億円を詐取した違法胴元・ボウヤーが明かす、当時の水原一平に迫っていた“大谷マネーへの触手”
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
《同居女性も容疑を認める》清水尋也容疑者(26)Hip-hopに支えられた「私生活」、関係者が語る“仕事と切り離したプライベートの顔”【大麻所持の疑いで逮捕】
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
【大麻のルールをプレゼンしていた】俳優・清水尋也容疑者が“3か月間の米ロス留学”で発表した“マリファナの法律”「本人はどこの国へ行ってもダメ」《麻薬取締法違反で逮捕》
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン
賭博の胴元・ボウヤーが暴露本を出版していた
大谷翔平から26億円を掠めた違法胴元・ボウヤーが“暴露本”を出版していた!「日本でも売りたい」“大谷と水原一平の真実”の章に書かれた意外な内容
NEWSポストセブン
清武英利氏がノンフィクション作品『記者は天国に行けない 反骨のジャーナリズム戦記』(文藝春秋刊)を上梓した
《出世や歳に負けるな。逃げずに書き続けよう》ノンフィクション作家・清武英利氏が語った「最後の独裁者を書いた理由」「僕は“鉱夫”でありたい」
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレ(時事通信フォト)
《メンバーの夫が顔面骨折の交通事故も》試練乗り越えてロコ・ソラーレがミラノ五輪日本代表決定戦に挑む、わずかなオフに過ごした「充実の夫婦時間」
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《麻薬取締法違反の疑いでガサ入れ》サントリー新浪剛史会長「知人女性が送ってきた」「適法との認識で購入したサプリ」問題で辞任 “海外出張後にジム”多忙な中で追求していた筋肉
NEWSポストセブン
サークル活動にも精を出しているという悠仁さま(写真/共同通信社)
悠仁さまの筑波大キャンパスライフ、上級生の間では「顔がかっこいい」と話題に バドミントンサークル内で呼ばれる“あだ名”とは
週刊ポスト
『週刊ポスト』8月4日発売号で撮り下ろしグラビアに挑戦
渡邊渚さんが綴る“からっぽの夏休み”「SNSや世間のゴタゴタも全部がバカらしくなった」
NEWSポストセブン
米カリフォルニア州のバーバンク警察は連続“尻嗅ぎ犯”を逮捕した(TikTokより)
《書店で女性のお尻を嗅ぐ動画が拡散》“連続尻嗅ぎ犯” クラウダー容疑者の卑劣な犯行【日本でも社会問題“触らない痴漢”】
NEWSポストセブン