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「ナンパの悪いイメージを変えたい」英国移住を発表したナンパYouTuberゲンキが語るコンプラ時代の「ナンパの流儀」

YouTuber「ゲンキジャパン」のメンバーであるゲンキ

YouTuber「ゲンキジャパン」のメンバーであるゲンキ

「すみません、めちゃくちゃお綺麗で、つい声かけちゃいました。」──人の行き交う街中で、女性に声をかけ続ける1人の男性がいた。最後は連絡先を交換し、デートの約束も取り付ける。彼の名はゲンキ。日本各地、時には海外に進出して女性に声をかける「ナンパ動画」がバズった人気YouTuber「ゲンキジャパン」のメンバーだ。声をかけた女性の人数は累計1万人超というこのグループが今、注目を集めている。

 4月6日、ゲンキは自身のチャンネル内で2年間イギリスを拠点として活動することを発表したのだ。動画内では日本では「コンプラ的に色々厳しくて…」とも漏らしており、「グループ解散か?」と、視聴者を驚かせている。記者がその真相を取材した。

「本日はお忙しいところ、ありがとうございます」

 新宿のカフェに現れたゲンキは、いわゆるナンパ師のイメージとはほど遠い。まずはYouTubeを始めたきっかけを聞いた。

「大学生の時、アメリカのカリフォルニアに留学をしていたんですが、学校の中にはネイティブに話せる子がいなかったので、友達を作って英語を覚えたいという思いから、街にいる海外の女性に声をかけはじめたんです。もちろん、可愛い女の子と付き合いたい気持ちもありましたけどね。日本に帰ってからも、海外の方に声をかけ続けていたんですが、ある日海外のYouTuberが街中でユーモアのあるナンパをしている動画を見て、真似して声をかけているうちに、『僕でも登録者100万人、いけるな』と思って始めました」(ゲンキ。以下同)

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