ランチを終えて、店をあとにする中居正広(2017年3月)
しかしながら、タレントのバービーは今回の中居氏の反論を受けて、5月13日、「ひるおび」(TBS系)で、「一般的に性暴力ってただの暴力だったりとか、強制力のあるセクシュアルな行為だと思っている人もいるかもしれないけど、私自身は同意があるか、同意がないか。そこが争点だと思っていた」と吐露。
CBCの石塚元章特別解説委員も、同日、「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(TBS系)で「性暴力の判断の基準って、昔はそういうのは性暴力とは言わなかったんだけど、今はそうじゃないんだよという。つまり立場上、弱い立場の人を押し倒したりすると、相手が同意したとか言っても、そうとは言い切れないんだよとか、ハードルが変わってきている」とし、中居氏側の主張を「むかし的な反論に見えなくもない」と指摘している。
「性暴力」という言葉は、ここ数年でアップデートされている面があるだろう。性加害問題について関心のある人にとっては、同意のない性的な行為すべてが「性暴力」であるとの定義がすでに“常識”となっている部分がある。一方で、そういったことに関心のない人たちからすれば、「暴力」という日本語がもともと持つ意味から、苛烈な暴力行為が伴う場面を想像するかもしれない。
すでに賛否を呼んでいる中居氏側の反論だが、こうした声明を出すに至った背景には、中居氏の心中に渦巻く「第三者委員会への不信感」があるのだという。冒頭の関係者がこう明かす。