芸能

《ベッキーも山尾志桜里氏も》永野芽郁が不倫疑惑の釈明で言ってはいけなかった“一言” 騒動は1か月経っても沈静化せず

出演しているCMの画像や動画が続々と削除されている永野芽郁

出演しているCMの画像や動画が続々と削除されている永野芽郁

 4月23日に初報があってから1か月、永野芽郁と田中圭の不倫疑惑報道に関する話題が、これほど長引くと予想した人はいなかったのではないか。臨床心理士の岡村美奈さんが、釈明によって人々の関心をさらに集めてしまった背景について分析する。

 * * *
 俳優の田中圭さんと不倫疑惑問題に揺れている女優の永野芽郁さんが、来年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演辞退に続き、パーソナリティーを務めていた『永野芽郁のオールナイトニッポンX』を降板した。不倫疑惑は否定したものの、疑惑はいっこうに払拭されず、波紋は広がるばかりだ。

 広告契約を結んでいる9社も、次から次へと彼女が出演しているCM動画などを削除した。疑惑騒動が収まらない中で公開された主演映画『かくかくしかじか』では、初日の舞台挨拶で「関係者にご迷惑をおかけして」と涙ながらに謝罪した。だが批判の声は収まらない。

 過去にも、不倫疑惑が報道されたが不倫を否定、会見を開いたものの批判は収まることなく、その後の活動に多大な影響が及んでしまったケースがある。1つはネット上でも比較されているタレント・ベッキーさんの会見。もう1つは民進党(当時)で政調会長を務めていた山尾志桜里氏のケースだ。

 ベッキーさんはロックバンド・ゲスの極み乙女のボーカル、川谷絵音さんとの不倫疑惑について開いた会見で、ファンや関係者らに騒動を謝罪した。正月に川谷さんの実家にまで行っていたにも関わらず、友人関係だと交際を否定。「誤解を招くような軽率な行動をとったことを深く反省している」とコメントした。

 男性弁護士との不倫疑惑が騒動になった山尾氏は、民進党を離党するタイミングで会見を開いた。ホテルなどでの密会が報じられたが、男女関係を否定。自身の政治活動や事務所の業務にアドバイスをもらいサポートしてもらっていたとし、「誤解を生じさせるような行動で、さまざまな方々にご迷惑をおかけした」と謝罪した。

 2つのケースに共通するのは会見を開いたものの、一方的に釈明しただけで質疑応答がなかったこと。男女関係を疑わずにはいられないような内容が報じられていたのに、曖昧な説明ですませてしまったことだ。どちらも報じられた内容が内容だけに、質問を受けなかったことが、本人たちにとって突っ込まれると困ることがきっとある、と思わせることになったのだ。

関連記事

トピックス

参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、夫の音楽家・塩入俊哉氏(時事通信フォト、YouTubeより)
「結婚前から領収書に同じマンション名が…」「今でいう匂わせ」参政党・さや氏と年上音楽家夫の“蜜月”と “熱烈プロデュース”《地元ライブハウス関係者が証言》
NEWSポストセブン
7月6~13日にモンゴルを訪問された天皇皇后両陛下(時事通信フォト)
《国会議員がそこに立っちゃダメだろ》天皇皇后両陛下「モンゴルご訪問」渦中に河野太郎氏があり得ない行動を連発 雅子さまに向けてフラッシュライトも
NEWSポストセブン
参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、経世論研究所の三橋貴明所長(時事通信フォト)
参政党・さや氏が“メガネ”でアピールする経済評論家への“信頼”「さやさんは見目麗しいけど、頭の中が『三橋貴明』だからね!」《三橋氏は抗議デモ女性に体当たりも》
NEWSポストセブン
かりゆしウェアをお召しになる愛子さま(2025年7月、栃木県・那須郡。撮影/JMPA) 
《那須ご静養で再び》愛子さま、ブルーのかりゆしワンピースで見せた透明感 沖縄でお召しになった時との共通点 
NEWSポストセブン
参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏(共同通信)
《“保守サーの姫”は既婚者だった》参政党・さや氏、好きな男性のタイプは「便利な人」…結婚相手は自身をプロデュースした大物音楽家
NEWSポストセブン
松嶋菜々子と反町隆史
《“夫婦仲がいい”と周囲にのろける》松嶋菜々子と反町隆史、化粧品が売れに売れてCM再共演「円満の秘訣は距離感」 結婚24年で起きた変化
NEWSポストセブン
注目度が上昇中のTBS・山形純菜アナ(インスタグラムより)
《注目度急上昇中》“ミス実践グランプリ”TBS山形純菜アナ、過度なリアクションや“顔芸”はなし、それでも局内外で抜群の評価受ける理由 和田アキ子も“やまがっちゃん”と信頼
NEWSポストセブン
参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、夫の音楽家・塩入俊哉氏(時事通信フォト、YouTubeより)
《実は既婚者》参政党・さや氏、“スカートのサンタ服”で22歳年上の音楽家と開催したコンサートに男性ファン「あれは公開イチャイチャだったのか…」【本名・塩入清香と発表】
NEWSポストセブン
中居、国分の騒動によりテレビ業界も変わりつつある
《独自》「ハラスメント行為を見たことがありますか」大物タレントAの行為をキー局が水面下でアンケート調査…収録現場で「それは違うだろ」と怒声 若手スタッフは「行きたくない」【国分太一騒動の余波】
NEWSポストセブン
かりゆしウェアのリンクコーデをされる天皇ご一家(2025年7月、栃木県・那須郡。撮影/JMPA) 
《売れ筋ランキングで1位&2位に》天皇ご一家、那須ご静養でかりゆしウェアのリンクコーデ 雅子さまはテッポウユリ柄の9900円シャツで上品な装いに 
NEWSポストセブン
定年後はどうする?(写真は番組ホームページより)
「マスメディアの“本音”が集約されているよね」フィフィ氏、玉川徹氏の「SNSのショート動画を見て投票している」発言に“違和感”【参院選を終えて】
NEWSポストセブン
スカウトは学校教員の“業務”に(時事通信フォト)
《“勧誘”は“業務”》高校野球の最新潮流「スカウト担当教員」という仕事 授業を受け持ちつつ“逸材”を求めて全国を奔走
週刊ポスト