『EVIE』は自立した女性を応援するライフスタイル誌
《日本では民間人と結婚した皇族女性は称号と皇族の特権を放棄しなければならない。西欧の王族とは異なり、眞子さんには高額な契約や暴露本、デザイナーブランドの衣装のお披露目はなかった。代わりに彼女はニューヨークに移住し、夫と共に目立たない生活を送っている。彼女は愛のために世界最古の皇室を離れ、世界で最も忙しい都市で新たな自由を見出した》
米有名芸能誌『バニティ・フェア』も、眞子さんの第1子出産の報道を引用しながら「元王女は、ほかの市民と同じように街中を移動し、公共交通機関を利用して移動している」と質素な生活を伝えたばかりということもあり、いまや眞子さんはアメリカでも注目の的だ。称賛記事が相次ぐ理由について、前出の在米ジャーナリストがこう分析する。
「王室こそないものの、米国ではハリウッドや政財界の大物を親に持ち、その威光を利用する2世は、“ネポ(縁故)ベイビー”と呼ばれて冷ややかな視線が注がれる。一方で、親や家の威光を利用できる立場でも、それに頼らず自分の道を掴み取った者は称賛の対象となります。こういう背景もあり、親との“絶縁”を覚悟の上で皇族としての地位や安定した生活を捨て、自分らしく生きる眞子さんの姿に共感するアメリカ人は多いのです」
自分の力で道を切り拓いた眞子さんと圭さんの元に生まれた新生児もまた、将来、自分の道を力強く歩んでいくのだろう。
※女性セブン2025年7月31日・8月7日号