戦後80年最低の総理ランキングワースト10(1~4位)
3位は鳩山由紀夫氏。「沖縄米軍基地移転をめぐる『最低でも県外』発言で日米同盟を著しく毀損した」(評論家・潮匡人氏)など批判票を集めた。
5位の森喜朗氏について、元自民党代議士の大前繁雄氏は「総理になって何をなすべきか全く理解していなかった。ただ総理の地位が欲しかっただけ」と一刀両断。
そしてワースト7位にようやく登場するのが石破茂首相だ。大蔵官僚出身の本田悦朗・元内閣官房参与の評価は厳しい。
「理屈をこねるだけで何一つ実現していない無責任さ。国民の支持を失っているにもかかわらず総理の座に執着し、ひたすら保身に走る。文字通り、戦後最低の総理である」
ただ、これほどの批判を浴びながらワースト3に入るわけでもないのが、この総理の器の小ささを物語っているだろう。
新しい時代に求められるリーダーの姿とは──このランキングを見ながら、国民一人ひとりがそれを考える必要があるのではないか。
(第1回から読む)
※週刊ポスト2025年8月15・22日号