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《地獄の応援芸》大谷翔平選手の“アンチ”が「HR数 ×1kmのマラソン企画」血と汗と涙で走った740km「今年はそこまで打たないだろうと」「月収1万。生活もままならない」

“アンチ”岩田さんが語る「大谷選手の最大の魅力」とは(Xより)

“アンチ”岩田さんが語る「大谷選手の最大の魅力」とは(Xより)

 ドジャース・大谷翔平選手の猛打が止まらない。7月12日(日本時間、以下同)には日本人選手として初めてのスプラッシュヒットを打ち、また7月24日までに5試合連続ホームランという球団トップタイの記録を達成した。シーズン後半戦に突入した現在、本塁打数は38本(※8月8日現在)を超える過去最多ペースで、今年は投手にも復帰。“二刀流”の快進撃が続いているが、そんな大谷選手の活躍の裏で“地獄の応援芸”に勤しむ一人の男がいる。インフルエンサーの岩田ゆうたさん(23)だ。

「大谷がホームランを打つたびに即日その本数×1km走る」

 岩田さんは誰に頼まれるでもなく、こうしたルールを設定し、大谷選手がホームランを打つたびにマラソンを行っている。“本数×1km”とはつまり、大谷選手が1号HRを打ったら1km、仮に100号HRを打ったらその日のうちに100km走るということだ。また、マラソンの模様はTikTokで配信され、毎回300人ほどの視聴者が証人として見守っているため逃げ出すことはできない。現在、累計走行距離は780km(※8月8日現在)を超えている。

 なぜこのような過酷極まりないチャレンジを始めたのか。NEWSポストセブンのインタビューに対して、岩田さんは笑顔でこう答えた──。

「この企画を通して、大谷選手の“アンチ”になれると思ったんですよね」

【前後編の前編】

 * * *

──“大谷アンチ”を自称している岩田さんですが、大谷選手のことは嫌いじゃないということですか?

「あくまで企画として始めただけで、嫌いじゃないです。もともとはホームランを打ったらその映像をニュースやYouTubeで見返すぐらい。皆さんと同じぐらい、一庶民の感覚で彼の活躍を見ていました。

 でもこの企画を始めたら、寝る時間を削って大谷選手の全試合・全打席見なくちゃいけないですし、ホームランのたびにマラソンしなくちゃいけないし、嫌いにもなるだろうと」

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