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「週刊ポスト」本日発売! 岸田文雄が「闇将軍」になる亡国自民党ほか

 

 9月8日発売の「週刊ポスト」は、いよいよ混迷を極める自民党の内幕に斬り込む。「増税メガネ」と呼ばれ、国民からNOを突きつけられて辞任した岸田前首相が、なんと闇将軍として復権しようと動いているという。同党の「闇将軍」と言えば田中角栄・元首相の二つ名として知られるが、岸田氏ではあまりにも軽量、小物の感が拭えない……。さらに、石破茂・首相の側近に新たな政治資金疑惑が浮上した。ほか、トラブル続きの新聞・テレビの惨状、義父母の相続、恐ろしい薬の飲み合わせ、藤川球児・監督の「名将」秘話など注目記事が満載です。

今週の見どころ読みどころ

◆「令和の闇将軍」を気取る岸田前首相「石破の役目は終わった」の傲慢
岸田文雄・前首相は、国民の支持を失って昨年の総裁選に出馬できず、その決選投票では石破首相を推して政権の立役者となった。ところが、その岸田氏の側近たちが足並みを揃えて政権要職を辞任する意向を示して最終的に石破氏を追い込んだ。ある側近は、「安倍派を弱体化させる石破の役目は終わった」とうそぶく。岸田氏は総裁選にも深く関与し、次の総理、さらには次の次の総理まで操って「闇将軍」を目指しているのだと見られている。

◆政権ツートップに厚遇されてきた外務副大臣が「政治資金で地球24周分のガソリン代」
外交が苦手と言われる石破首相の側近として外遊に飛び回り、地元・鹿児島では森山裕・幹事長の寵愛を受けてきた宮路拓馬・外務副大臣の政治資金に重大な疑惑が生じた。コロナ禍を含む3年間に、なんと地球24周分にあたるガソリン代を「政治活動に使った」として税金や献金を原資とする政治資金から支払っていたのである。にわかに信じられない規模だが、当人はどう答えたか――。

◆<祝・タイガース優勝>藤川球児・監督は、なぜ「いきなり名将」になれたのか
監督経験はおろか、二軍監督もコーチも経験していなかった藤川監督は、歴史的な圧勝劇でリーグ制覇を決めた。就任当初は不安視する声も多かったが、そのリーダーシップと采配にはどんな秘密が隠されていたのか。元コーチ、恩師らが知られざる人柄を証言した。佐藤輝明のブレイク、石井大智の大記録、特に光ったチームワークには理由があった。

◆本誌追及でついに行政が動いた! スキマバイトの「違法キャンセル」300億円疑惑
本誌が6月に追及を開始したスキマバイトの違法キャンセル疑惑で、厚労省は重い腰を上げて業界指導に乗り出した。本誌主張の通り、企業側がマッチングした後に仕事をキャンセルした場合、原則として休業手当を支払う義務があるという内容だ。スキマバイトの多くを占める流通業だけでも、これまで支払っていない手当は300億円に上るという試算もある。ところが、この期に及んでもスキマバイトや利用する業界では「過去のものは支払わない」「キャンセルできる例外はある」などと、居直りともいうべき態度を変えていなかった。

◆<徹底検証特集>新聞・テレビは「社会の木鐸」から「弱小メディア」に堕ちたのか
大手メディアの不祥事や誤報が止まらない。中居正広氏に係るフジテレビのトラブルはもちろん、読売新聞による大誤報、高校野球の暴力事件を矮小化する朝日新聞、NHKスペシャルによる歴史修正騒動など、相次ぐ問題は偶然ではない。大メディアに何が起きているのか、徹底的に検証した。

◆地元レンジャーたちがうんざりしている「ヒグマ狂騒曲」の無知と嘘
北海道でヒグマによる悲劇的な襲撃事故が相次いだことから、ワイドショーでは連日、「人食いグマ」「殺人グマ」と大騒ぎだ。しかし、人とクマの危うく保たれてきた“共生”を支えてきた地元のレンジャーたちは、そうした狂騒にあきれ、うんざりしているという。元レンジャーのひとりは、「共生神話崩壊」と書いた新聞に「訴えたくなる」とジョークを飛ばしたうえで、「神話でもなんでもなく、人の汗で安全が保たれていただけ」と実情を語った。

◆ビートたけしが転売ヤーに強烈な皮肉「ラクして稼ぐ快感は人生の無駄」
転売ヤー騒動を見て、たけしは「割に合わない労力を費やしてる」と切って捨てた。そのうえで、「ラクして稼ぐことに快感というか、モチベーションを持つ人が増えた」と指摘する。「人生は長いようで短い」「好きなことにチャレンジできる時間は有限」という言葉は転売ヤーの心に響くのか。

◆志村けんの豪邸が更地になっていた……実兄が明かした「遺品の始末」
コロナ禍の最初の衝撃だった志村けんさんの急逝。あれから5年あまりが経ち、東京・三鷹市にあった豪邸が姿を消して売りに出されていた。近隣住民も残念がっているが、一体どんな経緯があったのか。実兄が明かした。

◆<密着グラビア>大村崑(93)が夫婦で入居した「幸せの老人ホーム」
取材報告の写真を見て編集部には驚きの声が広がった。御年93の大村は、芸能界の最前線で活躍している頃の姿さながらだったからだ。夫婦で入居した老人ホームでは充実した毎日を送っている。筋トレやカラオケを楽しみ、好角家の間では、たびたび大相撲観戦に訪れる姿も知られている。息子たちには相談せずに決めたという幸せの決断に密着した。

◆実の親より厄介な「義父母の相続」こうすればうまくいく
これまで本誌は相続の落とし穴、家族会議の心得、手続きや制度を特集し、多くの支持を得てきた。そのなかでわかったのは、実は相続人となる子供だけでなく、その伴侶が苦しめられるケースが多いことだった。夫婦であれば「親」は4人いる。パートナーの親が亡くなった際にどう振る舞えばいいか、何ができるのか、やってはいけないことは何かをまとめた。

◆<見やすい一覧表付き>医者も薬剤師も気づかない「薬と薬で寿命が縮む」飲み合わせ75
薬の飲み合わせが危険であることは専門家でなくとも知っていることだ。しかし、これだけ薬の種類も患者の数も医療機関も多くなると、専門家でもリスクを見落とす。現に重篤な被害がたくさん起きている。なぜそうなるのか、どんな病気の人が危ないのか、専門家の警告とあわせて、リスクが公表されている飲み合わせをわかりやすい一覧表で公開する。

◆<永久保存版>夏目雅子よ再び あなたは誰よりも輝いていた
あまりにも短い27年の人生を駆け抜けた夏目の生涯をカラーグラビアで復刻する。キャンペーンガール時代の貴重な水着姿や女優時代のオフショットなど。ゆかりの人たちの回顧インタビューでは、俳優の西岡徳馬が「もし今も生きていたら、間違いなく日本を代表する大女優だった」と偲んだ。

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