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《ハワイ別荘・泥沼訴訟を深堀り》大谷翔平が真美子さんと娘をめぐって“許せなかった一線”…原告の日本人女性は「(大谷サイドが)不法に妨害した」と主張

大谷と真美子さんをめぐるトラブルの真相

大谷と真美子さんをめぐるトラブルの真相

「世界で最も著名な野球選手との近さを不正に利用して利益を得ようとしていた」——米ドジャース、大谷翔平選手(31)と代理人、ネズ・バレロ氏の弁護側が、米ハワイ州の裁判所に提出した棄却申し立て書には、大谷サイドの怒りが込められていた。ハワイにおける不動産事業の広告起用をめぐって、訴訟トラブルに巻き込まれている大谷。提出された裁判資料を読み込むと、ともにビジネスを進めていたはずの原告との「複雑な事情」が浮かび上がってきた——。【前後編の前編】

 原告となった現地の不動産開発業者側が訴訟を起こしたのは8月上旬のことだった。ハワイの不動産事業に詳しい在米ジャーナリストが解説する。

「原告は、開発業社のケビン・J・ヘイズ・シニア氏と、不動産ブローカーの松本朋子氏の2人。2人は2023年初め、ハワイの高級リゾート地『マウナ・ケア』で進めている2億4000万ドル規模(約355億円)の開発事業物件において、大谷を広告塔として起用することで大谷サイドと合意しました。これによって同プロジェクトのために大谷の名前、写真、肖像権を使用できることになった。

 しかし原告側が提出した訴状によれば、2024年半ばごろからバレロ氏による不当な要求がエスカレートし始め、譲歩しないと大谷との契約を解約するなどとたびたび脅されたと主張しています。そして今年7月半ば、突如として原告2人はこのプロジェクトから外された。このため、バレロ氏と大谷の2人がプロジェクトを〈権力の乱用によって不法に妨害した〉と訴え、それに伴って失う可能性のある数百万ドルの賠償などを求めたのです」

 これに対し、大谷サイドが動いた。9月14日に裁判所に提出した申立書で、原告からの訴状内容を突っぱね、棄却を求めたのだ。

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