俳優としてのキャリアを着実に歩みながら、雑誌グラビアでも目を見はる活躍を見せてきた
「また期待に応えたい」を繰り返すうちに8年経っていた
──ところで、桃月さんは2017年からグラビアのお仕事を始めて今年で8年になります。どのような思いを持ってグラビアと向き合ってきましたか?
正直に言うと、何か確固たる意志を持って続けてきたわけではありません。「皆さんが見たいと言ってくださるのでやらせていただいている」という表現が正しいですね。なので、需要がなくなったら辞めます(笑)。
──ファンからの求める声に対して、「期待に応えたい」と?
そうですね。応援していただいている方のリアルな声を聞くのももちろんなんですけど、雑誌に関して言えば私が出ることで「売れるか、売れないか」はとても重要なことだと思っています。例えば、以前出た雑誌に再び呼んでもらえるのって当たり前じゃなくて。前回の評判が良かったからこそまた呼んでもらっていると思うので、それはすごくありがたいなと思っています。「また呼んでいただいたのだから、また期待に応えたい」を繰り返すうちに8年経っていた、という感覚です。
──なるほど。ちなみにこの8年で、グラビアでカメラの前に立つ心境に変化はありましたか?
最初の頃と比べると、気負わずに立てるようになりました。以前は「売らなきゃ! 次につなげなきゃ!」みたいな気持ちが強かったけれど、「売れなくなったら辞めます」という気持ちでお仕事をやるようになったら、とても楽しめるようになったんですよね。
──気負わず楽しめるようになったのはいつ頃からですか?
本当にここ1、2年です。そのせいか、以前はクールな表情ばかり誌面に使われていたのが最近はいろんな表情を使ってもらえるようになりました。笑顔も使ってもらえるし、いろんな私を見せられるようになったんじゃないかな。某雑誌では酔っ払った姿まで掲載されました(笑)。
