中学校時代の山上徹也被告
「窓口は見つからなかった」
弁護人 「事件発生当時のことは?」
Aさん 「その日の昼近くになり、叔父から電話が来ました。犯人は山上徹也と聞かされて驚きました」
弁護人 「兄のことと思った?」
Aさん 「間違いなく兄だろうと。夜になって叔父の家に行ったりして、ニュースを見ていたら『特定の団体に恨みがあって』と言っていた。間違いなく統一教会だと確信しました」
さらに被告人が安倍元首相を狙ったことについては、「不思議だと思うことはなかった」と証言する。
Aさん 「安倍首相は統一教会の機関紙の表紙に載っているのを見たことがあった。称賛しているようにも見えていた。母の妹も信者なのですが、叔母から選挙のときに『自民党の候補者に(票を)入れてほしい』と言われたことがあります。UPF(統一教会の関連団体)の動画も『素晴らしいから見て』と言われていました」
弁護人「叔母からの支援要請は自民党の候補者?」
妹「そうです」
