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《大邸宅で実父に直撃》「普通…普通の子でした」“不倫”の末に殺人未遂を犯した大津陽一郎容疑者の父親が漏らした“事件の衝撃” 知人は「地元では“名家の坊ちゃん”だった」

大津陽一郎容疑者(43)の父が語ったこととは──

大津陽一郎容疑者(43)の父が語ったこととは──

 11月16日、東京都赤坂のライブハウス前で、出演予定だった40代女性の左脇腹などを刺して殺害しようとした疑いが持たれている陸上自衛官・大津陽一郎容疑者(43)=東京都練馬区=。白昼の事件は凄惨だった。【前後編の後編。前編から読む

「傷は内臓に達するほど深く、事件現場には大きな血の跡がついていたといいます。大津容疑者は事件当日、2時間以上前から女性を現場で待ち伏せしていて、逃走時には着替えを用意するなどしていた。計画性が高い犯行との見立てです。

 容疑者と女性は9年前にSNSで知り合い、交際していたということですが、女性は男に妻子がいたことは知らなかったとみられます。6月ごろに女性側から別れを切り出されていたことから、破局のトラブルをめぐり事件に発展した可能性もある」(大手紙社会部記者)

 事件の衝撃は容疑者の地元にも及んでいた。

 ある知人は「厳しい家に生まれたが、学業はふるわなかった。おとなしい人だった」と男について語った。この知人によれば、容疑者は県内の公立高校を卒業すると同時に陸上自衛隊に入隊。結婚して子どもが生まれてしばらくは地元に顔を出していたが、最近は姿を見せていなかったようだ。

 大津家の親族はこう明かす。

「あの家は有名な地主一族で、このあたりにも親戚が多く住んでいる。親族も警察関係とかお役人とか、お堅い仕事の人が多いんです。陽一郎くんは本当に大人しいと聞いていましたから、女性関係でトラブルなんて……。こんな事件が起きてしまって親族一同、ショックを受けています。評判も悪くなかったんですよ」

 大津容疑者の家族についてもさらに続ける。

「最後に陽一郎くんを見たのは、10年くらい前になります。奥さんと子どもと散歩したり、公園で遊んだりしていたのを覚えている。まだ結婚したての頃だったと思います。お子さんが小さい頃は、お盆になると必ずお線香をあげに家族で帰省していたんですが、それもここ最近はなかったみたい。単に、自衛隊の仕事が忙しかっただけかもしれませんが、なんらかの事情もあったんでしょうかね……」

“名家”の息子が殺人未遂の容疑者になっていることに、地元の親族らは驚きを隠せない様子だった。ショックを受けていることもあってか、前出の親族以外はみな「話すことはない」と口をつぐむばかり。

 しかしそんななか、大津容疑者の父親が口を開いた。

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