国内

《福岡・保育士10人が集団虐待》「残さず食べなさいがエスカレート」「虐待の線引きを決めなあかん」逮捕の中村麗奈容疑者(25)の夫が語った「妻の責任」

園児への傷害容疑で逮捕された中村容疑者の夫が語った

園児への傷害容疑で逮捕された中村容疑者の夫が語った

 福岡県田川市の私立「松原保育園」で、保育士10人が園児に虐待などの行為をしていた事件。8月に懲戒解雇されていた保育士・中村麗奈容疑者(25)は11月19日、福岡県警に傷害と暴行の容疑で逮捕された。取材に応じた中村容疑者の夫は、「麗奈は園でいじめられ追い詰められていた」と主張。虐待行為の大半を占めたという給食時間の虐待の実態とは——。【前後編の後編。前編から読む

今後は「完食義務の廃止」

 園を運営する社会福祉法人『松原福祉会』は11月20日、虐待行為に関する改善報告書を公表。園に防犯カメラを設置した6月から約2か月間で、100件を超える虐待を含む不適切事案が記録されていたとし、その多くは給食の時間に行われていたという。全国紙社会部記者が語る。

「1974年に認可された松原保育園は、ベテランの保育士も多く、子供に言うことを聞かせるために強く言ったり行動を促すような伝統があったと言います。

 園では『残さず食べましょう』という呼びかけをしており、それがエスカレートして保育士が『無理やり食べさせても構わない』と誤解するようになったと分析されている。今後の対策として、『給食の完食義務の廃止』を掲げています」

 中村容疑者の逮捕容疑も、まさに給食の時間中に行われた虐待行為だった。自身も栄養士として2023年から1年間松原保育園で働いていた中村容疑者の夫は、「やっぱり、手をあげてはダメ。麗奈は悪いことをしたし、それは大前提」とした上で、こう主張する。

「麗奈は(逮捕当時)5歳児クラスで、一番大変なクラスやった。子供は言うこと聞かず反抗もするし、わかった上で他の子に意地悪もする。

 ウチは、給食は最後まで食べましょうっていうスタイルやった。そういう時に、腕握ってもアウト、口にあーんって入れてやるのもアウトとなったら、難しいよ。それを相談できるような環境はなかった。
 水遊びの際に、子供がほかの子供を水の中に引きずり込んで、溺れかけたっちゅうこともあってん。そういう時にダメだよー、で話聞くと思います? そういう状況やったら『何しよんねん!』って怒って、引っ張り上げないかんでしょ。でも、それで虐待って言われたら、はぁ? ってなるでしょ」

 そして、「業界全体で、虐待の線引きを決めなあかんと思う」と主張したのだった。

関連記事

トピックス

デビット・ベッカムと妻のヴィクトリア(時事通信フォト)
〈泥沼ベッカム家の絶縁騒動〉「私は嫌というほど知っている」デビット・ベッカムの“疑惑の不倫相手”が参戦、妻ヴィクトリアは“騒動スルー”でスパイス・ガールズを祝福
NEWSポストセブン
元旦にIZAMとの離婚を発表した吉岡美穂(時事通信フォト)
《やっぱり女性としてみてもらいたい…》吉岡美穂とIZAM、SNSから消えていた指輪と夫の写真「髪をバッサリ切ってボブヘアに」見受けられていた離婚の兆候
NEWSポストセブン
殺人の疑いで逮捕された大内拓実容疑者(28)。ネイリストの小松本遥さんをストーカーしていた可能性も浮上している(本人SNSより)
「“推しの子”を見つけて通うタイプ」「キャバクラの女の子に頻繁に連絡」飲食店で出会い交際、破局の果てにストーカー化…大内拓実容疑者(28)の“夜の顔”《水戸市・ネイリスト女性刺殺事件》
NEWSポストセブン
山上徹也被告が鈴木エイト氏に明かした肉声とは
【独自】「文書が先に出ていたら…」山上徹也被告が“判決直前”、鈴木エイト氏に語っていた「統一教会文書」と「高市側近」への思い
NEWSポストセブン
稀代のコメディアン・志村けん
《志村けんさんの3億円豪邸跡地》閑静な住宅街に「カン、カン」と音が…急ピッチで工事進める建設会社は“約9000万円で売り出し中”
NEWSポストセブン
政界を引退する意向を表明した菅義偉氏(時事通信フォト)
〈もう反応がほとんどない…〉政界引退の菅義偉元首相、接待疑惑の“ロン毛”長男ではなく「かばん持ち」から始めた叩き上げの秘書が後継指名された理由
NEWSポストセブン
6年ぶりに相撲の観戦をした愛子さま(2026年1月18日、撮影/JMPA)
愛子さま、6年ぶりの相撲観戦で好角家の本領を発揮 星取表に勝敗を書き込み八角理事長にたびたび質問 結びの一番後は上位力士と懇談、“推し”はウクライナ出身の安青錦か 
女性セブン
33歳という若さで亡くなった韓国人女性インフルエンサー、ビョン・アヨンさん(Instagramより)
「何かを注射されたのでは」「発見時に下着が逆向きで…」カンボジアで起きた韓国人美女インフルエンサー殺害・死体遺棄事件【3年間も未解決の“闇”】
NEWSポストセブン
フリースタイルスキー界のスター、アイリーン・グー選手(時事通信フォト)
〈完璧すぎる…〉雪の女王が「ビキニ一枚写真投稿」で話題に 22歳の谷愛凌選手、ミラノ冬季五輪へ スキー×学業×モデル“三刀流”の現在地
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
「400人以上が行方不明に」中国人美女(20)が変わり果てた姿で発見…韓国にも忍びよる“カンボジアの闇” インフルエンサーが発信していた“SOS”
NEWSポストセブン
茨城県水戸市のアパートでネイリストの小松本遥さん(31)が殺害された事件で1月21日、元交際相手の大内拓実容疑者(28)が逮捕された(知人提供)
《水戸市ネイリスト刺殺》「ぞろぞろ警察がきて朝から晩まで…」元交際相手の大内拓実容疑者(28)“逮捕前夜” 近隣住民の知人は「ヤンチャな子が集まってた」と証言
NEWSポストセブン
歌舞伎役者・中村鶴松(本名・清水大希)容疑者
《歌舞伎・中村鶴松が泥酔トイレ蹴りで逮捕》「うちじゃないです」問題起きたケバブ店も口をつぐんで…関係者が明かす“中村屋と浅草”ならではの事情
NEWSポストセブン