A氏は誰に寄附をするよう言われたのか(遠藤敬・維新国対委員長の収支報告書)
改めてA氏の話に戻ろう。寄附のやり方はこうだったと語る。
「給料が自分の口座に振り込まれてから、その中から寄附する形でした。(寄附の金額がどう決まったのかは)よく覚えていませんが、確定申告で寄附控除も出していました」
では、A氏は誰に寄附をするよう言われたのか。
「いや、それは……わからない」と濁したが、秘書時代をこう振り返った。
「秘書未経験で入ったから、雇ってもらっているという意識で。(遠藤事務所には)5年8か月いたんです。第二秘書から私設秘書になることになって辞めた。
担当の地区は一生懸命に回っていました。遅くまで仕事していましたし、休みもあまりなかった。とにかく疲れていましたね。当時は、もう忙しくて、考える余裕もないくらいでした。でも、いま考えると、やっぱりどこかおかしい」
寄附したことを納得していない様子だった。
(後編に続く)
※週刊ポスト2025年12月19日号
