非接触振動圧刺激装置
男性ホルモンに関与する内服薬の処方も有効
一方、最近ではミノキシジルのタブレットを個人輸入して服用しているという人の話を聞いたこともある。「ミノキシジルタブレットは日本では未承認」のため、小山先生は「おすすめはできない」と語る。
「個人輸入の通販サイトで購入される方が多くいらっしゃるようですが、その方に適した服用量かどうかも分かりませんし、副作用の面でも心配です。クリニックによってはミノキシジルベースのオリジナル治療薬を処方するところもあるので、医師と相談しながら取り入れるのは悪くない選択肢です。
その他にもAGA治療薬としてはフィナステリドとデュタステリドという内服薬があります。AGAはテストステロンという男性ホルモンがある酵素と結びつき、“悪玉男性ホルモン”となって毛の成長を抑制することから薄毛につながってしまう症状。フィナステリドとデュタステリドはこの酵素の働きを抑制して抜け毛の進行を食い止めることが分かっています」
髪の毛の「司令塔」に刺激を与える新技術デバイスが登場
薄毛は治療薬で治していくのがメインと言えるだろう。しかしDクリニックの診察室に、気になる大型マシンがある。どうやら頭の上から頭皮に向けて何かを当てるための機械のようだ。
「これは『非接触振動圧刺激装置』といって、頭皮に触れずに一定の超音波で振動圧刺激を与えることで発毛効果を高める新技術の機器です。この機械で週に1回、6か月にわたって薄毛の男性の頭皮に刺激を与え続けたところ、発毛が確認されました」
