メガネやマスクで顔が見えないようにしていた
「事案の概要は、まさに小川さんの主張した通りの内容です。公務外の打ち合わせ場所としてラブホテルの利用をX氏が提案した。そうした行いが報道されたことで、〈市長公務の中止やコールセンター設置による対応など、 市政の執行に大きな影響を及ぼし〉た。なんだか小川さんが被害者のようにも見える“事案の概要”ですよね。すべての罪をX氏が被っているように思えて、流石に可哀想です。
問題発覚によって設置したコールセンターには、市長が辞職するまでの1か月で1万2千件もの電話が来ました。それによって確かに業務に大きな支障が生じたワケですが、小川さんに対する意見がほとんどで、クレームの対象はX氏ではなかったはずです。X氏は市の幹部として、長年前橋市政を陰ながら支えてきた功労者。それがこんな形で幕引きなんて、可哀想すぎます」
ただ、市民感覚は異なるようだ。別の市関係者が明かす。
「X氏は既婚者ですし、特に小川さんの『男女関係はなかった』という主張を信じている支援者は、X氏さえラブホに誘わなければこんなことにはならなかったという思いでいるんです。なので懲戒処分は当たり前ですね。市政をここまで混乱させた張本人ですから」
新進気鋭の女性市長のラブホ通い詰め問題によって、当事者のいずれも職を辞することになった。しかし、二度と職場に復帰できないX氏と異なり、小川前市長は来年1月の市長選で返り咲けば再び同じ立場を取り戻すことができる。
「自民党が候補者を一本化した背景には、問題発覚以降も、想像以上に小川さんを支持する声が多いことによる危機感があります。小川さんは辞職以降、Xやフェイスブックに感情に訴えかけるポエムのような投稿を続けています。これまでは自身の写真を添えていましたが、最近は群馬の風景などが多く、雰囲気は変わりました。
ただし辞職前の市民説明会では、再出馬を公言したのに、先日の市長選の説明会には小川さん自身もその関係者も姿を表さなかった。水面下で選挙に向けた準備をしているようです」(前出・市政関係者)
前橋市の混乱は越年する。
