賛同者が急増中(オンライン署名サイトより)
「国民の思いを訴えていく」
5人の女性が中心となって立ち上げられた会が、「愛子さまを天皇に」と訴えるのは、皇位継承を男系男子に限る皇室典範の改正をめぐる議論が一向に進まないことが理由だと主張する。
「国民の8割以上は女性天皇に賛成しており、その国民の思いを訴えていく一つの方法として署名活動をしています」(同前)
たしかに、2005年に小泉政権下での有識者会議の報告書では「女性・女系天皇の容認」が盛り込まれたが、翌年の悠仁さま誕生により議論は立ち消えとなった。現在、麻生太郎・最高顧問が会長を務める自民党の「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」の議論は「皇族数確保」が主要テーマになっており、女性天皇は議論の俎上に載せられていない。
そうしたなかでの署名活動だが、立ち上げから6年が過ぎた今年、急激に支持が集まるようになった背景について皇室ジャーナリストの神田秀一氏はこう見る。
「悠仁さまが成年皇族となったものの、皇族数の減少は変わりません。皇室の将来を心配する声の高まりが署名運動となり、皇位継承者が先細る現状に対して、女性も皇位を継げるようにすべきとの考えが増えるのは不思議ではありません」
近年の愛子さまの人気ぶりもあるだろう。11月のラオス訪問では、連日の歓迎ぶりが報じられ、現地での写真が投稿された宮内庁公式インスタグラムには計170万件以上の「いいね」が付いた。
「愛子さまを通じて、特に若い世代の皇室への関心が高まっている。他の皇族方が歩まれた海外留学をせず、日本赤十字社に勤めながら様々な公務に向き合う愛子さまの姿に、共感や尊敬の念が集まっているのではないか」(皇室記者)
