注目されたのが開幕直前に“トリプルボギー不倫”を『週刊文春』に報じられてミソをつけ、シード落ちの憂き目にあった川崎春花と小林夢果だった。川崎は当確、小林はかなり厳しい順位となった。
「川崎は2022年のメジャー優勝(日本女子プロ)により3年間の複数年シードを保有していたが、それを行使せずにファイナルQTに参加。そこで上位に入って来季出場権を手にすることをまずは目指すと宣言し、そのプレー内容が注目されていた。
プレッシャーのなか、川崎は初日こそ出遅れたが、3日目に順位を一気に上げ、最終日も2アンダー。トータル7アンダーの15位に入った。試合後、川崎は『初日からめちゃくちゃ緊張した』と振り返りながらも安堵の表情を見せていました。オフに筋力をつけて体重を増やす肉体改造をして疲れがでない体をつくる方針だといいます」
シーズン中は川崎の持ち味であるショット力が復調しないままだったが、「ファイナルQTでは徐々にドライバーも良くなり、強気のゴルフが少し戻ってきた。このプレッシャーのなか上位に食い込めたことに精神的な自信もついたようだ」(前出・ゴルフ担当記者)という。
一方、もうひとりのトリプルボギー不倫の小林夢果は初日、2日目こそよかったが、3日目に4オーバーと大きくスコアを崩して63位タイに後退。最終日は1アンダーにしたが51位タイに終わった。前出・ゴルフ担当記者が続ける。
「今季はトリプルボギー不倫でギャラリーから好奇の目に晒されたこともあるが、小林は夏前から座骨神経痛と手首痛を抱え、ドライバーの飛距離が30ヤード近く落ちるなど苦しんでいた。そうしたなかで言い訳をせずに耐えた精神力は評価されるべきものでしょう。ツアー終盤では自慢の300ヤードショットも戻り、ファイナルQTでは成績を残すと見られていたが、3日目の結果が痛かった。51位タイでは来季の主戦場はステップ・アップ・ツアーになりそうです。
気になるのはトリプルボギー不倫の相手である男性キャディー、栗永遼の妻・浅井咲希がステップ・アップ・ツアーを主戦場にしていることです。顔を合わせるようなことになったり、それがまた重圧にならないか心配されます。QTを突破した川崎は、そうした“茨の道”を危機一髪のところで逃れられたとも言えるでしょう」
※週刊ポスト2025年12月26日号