衣服がダボダボに見えるほど痩せていた(2024年7月)
仮釈放中に打ち明けていた「心境」
衝撃の逮捕から6年、歳月とともに“俳優・新井浩文”の名が人々の記憶から薄れかけつつあった2024年7月、仮釈放された新井は、東京から遠く慣れた“北の地”でひっそりと暮らしていた。
キャップを目深に被り、Tシャツ、短パン姿だった色白の新井は、長い刑務所生活で少し痩せたようだった。記者の問いかけに、新井が打ち明けたのが冒頭の言葉だった。当時新井は、こう続けた。
「仮釈放中で満期までは何も言えないんです。ウチも性格上ぱぁ~っと言いたいタイプなんですけど。満期までは保護観察の人との約束なので。(メディアに)いつも悪く書かれ慣れているので(笑)、好きなこと書いてください。(待っているファンもいますが?) はい、ありがたいことです」
6年10月カ月ぶりに復帰した新井。その背景について、舞台関係者が語る。
「日本の芸能界では、性加害はもっとも復帰のハードルが高いと言われています。視聴者を重要視するテレビドラマはスポンサーが難色を示すほか、共演する女性キャストが出演を控えるケースもある。
そういった理由があり、旧知の知り合いや、スポンサーもいない、観客が自らチケットを買って足を運ぶ舞台で復帰を果たす人が多いのです。特に今回はスタッフ陣もそうですが、“日替わりゲスト”についてもベテランから中堅まで男性俳優がメインの舞台でした」
